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こんにちは! サバンナブラン営業部です!

「カテゴリー」から 季節別の「オススメ資材」をご覧下さい!

クマゼミと細菌病の北上?!秋の新根成長のために。

2017-08-27 13:01:17 | 芝草「秋」にオススメの資材

西日本中心に多く見られた

南方系のセミであるクマゼミ

最近は 東日本でも

多く見られるようになったと聞きます。

同じ様に

以前は

近畿・中国地域において 発生していた

グリーン面における細菌病

Acidovorax avenae(褐条病)
Burkholderia plantarii(株枯細菌病)
Pseudomonas fuscovaginae(葉鞘腐敗病)
Pseudomonas syringae(かさ枯病)
Xanthomonas sp.(葉枯細菌病)

ここ5年くらい前から 

東海・関東地方でも

よく耳にするようになりました。

地球温暖化の影響でもあると思いますが、

気象傾向(温度・湿度)も 夏期高温病害傾向も

年々北上していると思われます。

本年は

7月の降雨の少なさによる 乾燥・撥水・三相バランスの崩れ と

8月の高温・多湿による 菌態活性バランスの崩れ

 さらに 東日本では

8月前半の約3週間にわたる日照不足による 

ターフの光合成不足、活性低下もあり、

現在、各地のグリーン面に夏越しのダメージが見られます。

72候で

8月28日「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」

<ようやく暑さが鎮まる頃>

以降は

夕方以降の夜間温度も徐々に下がり、

秋の新根も動き出す頃

なのですが、

9月23日「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」

<雷が鳴り響かなくなる頃>

つまり大気の状態が安定し、気温・湿度共に

ベントの生育上、適正となる頃までは

油断できないと思われます。

これからの秋の新根発根、芽数回復に向けてのプロセスとしては

まず、病害関係。

ピシウム、炭疽(サイズは小さい)は

確実に殺菌剤で止め

細菌病(サイズが広範囲であれば細菌病を疑う)に対しては

アグリマイシンを気温と水量に注意しながら施用し、

菌態活性バランスを整える資材を施肥し、

病害が止まり

菌態バランスが整って

はじめて根は吸肥を始めるので、

気温を見計らい、ムクなどで三相バランスを整え

さらに

液体肥料で食いつきを観察しながら

根数を回復させ

食いつきだしてからの粒(固形)肥料

芽数の回復を図っていただければと思っています。

これから秋へと向かう

それぞれのステージでオススメの資材です!

1)ターフの活性

8月前半の光合成不足、活性鈍化を取り戻すのは

「ターフバイタル・プロ」

グルタミン酸が光合成に代替えし、タンパク質合成します。

2ー1)病害

菌態活性バランスを整え、病害の侵入・拡大を抑制するには

「コンパニオン」

*殺菌剤との相乗効果が好評価な資材です!

←バチルスGB03が病害を疎外します。

←バチルスコロニーが根茎周囲を病害から守ります。

2-2)菌態活性

消耗した貯蔵糖分を補い、良性菌の餌となり、

菌態活性を向上させるのは

「エッセンシャル・プラス」

3)食いつき

土壌をスッキリさせ、

液体肥料の食いつきを向上させるのは

「フルボ酸9%」

←高品質!北米のレオナルダイト層から採取

*鉄やカルシウムと吸着しているリン酸を開放する性能が抜群です。

4)根

根の回復・新根成長を促進するのは

「ミスト12号(3-18-18)」

*亜リン酸+緩効性リン酸で気候不順でもリン酸を無駄なく吸収します。

5)三相バランス

三相バランスを整え新根成長の環境を整えるのは

「デ・サッチャー」

*ムク等のエアレーションとの相乗効果抜群の資材です。

です。

よろしくお願いします!

( ´▽`)