このGWの間に
田植えをされている水田も多く見ました。
イネ科植物の生長の季節です!
5月の気候と
グリーン面の気になるポイントを考えてみました。
5月前半は
気候不安定と播出のバラツキが気になります。
72候でみると
4月25日「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」
この頃から、霜の心配も少なくなり
田植えが始まります。
でも、今年は4月下旬でも、寒い日も多かったです。
4月28日は千葉県房総半島のコースでも遅霜がみられました!
5月5日「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」
たしかに、田んぼの傍を歩くと、蛙が鳴いています。
蛙のシーズンの到来=
大夫、温度も湿度も上昇してきた証拠でしょうか?
5月15日「竹笋生(たけのこしょうず)」
タケノコの成長が旺盛になる頃。
ランナー系・地下茎植物の成長も旺盛になる頃です。
コーライ芝もクリーピングベント芝も
成長が旺盛になる気温と湿度の季節になりました。
ただし、
本年5月前半は、
お天気の変化が急展開で、
気温と日照が、安定しないので
グリーン面の芝の播出の不揃いや
徒長気味のターフを
気にされているキーパーさんも多いと思います。
・
5月後半は、乾燥・ドライが気になります。
気象庁の3か月予報によると
この6月は
気温がやや高め、降雨量がやや少なめです。
例年、ゴールデンウイーク明けは
乾燥傾向にありますが
5月後半に
乾燥・撥水がみられる部位は、
6~7月にリングやピシウムが侵入しやすいので
梅雨入り頃までに、
改善しておきたいところです。
◆
オススメの資材があります!
5月前半の
気候不安定と播出のバラツキには
最も徒長せずに、芽数を増やすNPKの
「ブランZ(10-6-5)」です。
温度上昇期でも徒長しにくい超緩効性70%のメチレン尿素
+亜リン酸4.5%をベースに
芽数アップで定評のある「エッセンシャル・プラス」を
20%配合した液体肥料です。
・
気候不順の時期の徒長抑制に定評があるのが
「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です。
まず7%の硝酸態窒素と共に、カルシウムを葉身から吸収し、
地表に落ちた分が2%のマグネシウムが
最大4%のカルシウムを根から吸収するので
含有しているカルシウム成分は
全て無駄なく吸収できる設計です!
◇
5月後半の
乾燥・ドライ・リングには
乾燥・撥水部位の予防・改善には「デ・サッチャー」です。
ドライの原因となる床砂表面をコーテイングしている
有機物残渣をひきはがすバチルスを含有した資材です。
古茎根も分解するので
梅雨入り前の表層透水性も向上させます。
・
乾燥やドライになりにくいように
三相バランスを持続するのが
「ハイドロ・マックス」です。
主成分「ユッカシジゲラ由来の天然湿潤成分+フミン酸」が
ターフに必要な潤いを持続し、
表層の三相バランスを維持します。
←ユッカシジゲラ
天然浸透資材「ハイドロ・マックス」の
主な成分は
ユッカシジゲラ抽出物 90%以上→浸透湿潤効果
フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%→気相持続効果
です。
◆
気候やグリーン面の状況に応じて、
ご検討いただければ幸いです。
宜しくお願いします!