ここ数日、
全国的に真夏日を記録している地域が多いです。
気象庁のHPによれば、
夏日、真夏日、猛暑日とは最高気温によって決められるそうです。
最高気温が25℃を超えた日を夏日、
30℃を超えた日を真夏日、
35℃を超えた日を猛暑日と言い暑さの目安にしているようです。
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24節気で、5月6日は「立夏」
夏の気配が感じられる頃です。
気温も上昇する日も多く、ターフの表層は乾燥します。
しかし、この先、6月6日「芒種」の頃からは、
大気中に湿度も出てきます。
72候では、
6月11日「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」
<腐った草の下から蛍が生まれる程、高温多湿の時期の到来>
とあるように
6月中旬以降は、
グリーン面の「黒藻」や「病害」が出やすくなり
薬剤を頻繁に散布する時期となり、
ターフ自体の活性や抵抗力が試される時期です。
今こそ、ターフの根量や活性を充実させて、
この夏を迎えたいです!
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高い気温や強い風、
乾燥時期に効率よく吸収するのが
「亜リン酸」や「ケイ酸」という
根茎よりは、葉身から吸収しやすい要素です。
是非、高気温・乾燥傾向にある梅雨入り前のこの時期に
サッチングや薄目砂と並行して
葉身から吸収しやすい
「亜リン酸」や「ケイ酸」系の資材を活用して
クオリテイはもちろん
「夏越し」の為の根数・芽数を準備されては、いかがでしょうか?
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本格的な夏前の
高気温・乾燥時期にオススメの資材が
「グリーンスピードSi(0-2-7)」+「ミスト12号(3-18-18)」です。
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「グリーンスピード」
はその名の通り、
ターフの細胞を固くして
ボールスピードを向上させる資材です。
同時に、葉身の気孔も、小さくするので
乾燥時期に水分の蒸散を抑制する効果があります。
この資材は2%の亜リン酸と共に、
葉身から急速にケイ酸を吸収させるのが特徴で
素早くグリーンを速くする効果が大です。
また
7%のカリウムがターフの腰をしっかりさせ、
薄目砂との相乗効果で、
葉身をアップライトに持続します。
2%の天然由来のフミン酸が
三相バランスを確保・持続する効果があるので
表層が乾きにくくなる効果も期待できます。
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「ミスト12号(3-18-18)」
も
乾燥時期に効果の期待できるPK資材です。
18%のリン酸成分のうち、
6%は亜リン酸で、葉身からリン酸とカリウムを吸収します。
そして、
12%は分子の鎖が長い、緩効性リン酸といわれるもので
表層に約2週間留まるので
乾燥が続いても、雨天や曇天が続いても
無駄なくリン酸とカリウムを吸収できる設計です。
サッチング・薄目砂+PK資材により
よこ根が発達し、
コンパクションが向上します。
根量が増える事は、
散水後の水持ちを良くするので
夏越しに良い条件の一つであると思います。
◆
是非、お試し下さい!
宜しくお願いします!
(^。^)