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乾燥と高気温、真夏日を味方につける!?

2019-05-16 13:32:43 | 芝草「夏」にオススメの資材

ここ数日、

全国的に真夏日を記録している地域が多いです。

 気象庁のHPによれば、

夏日、真夏日、猛暑日とは最高気温によって決められるそうです。

最高気温が25℃を超えた日を夏日、

30℃を超えた日を真夏日、

35℃を超えた日を猛暑日と言い暑さの目安にしているようです。

    

 ◇

 24節気で、5月6日は「立夏」

夏の気配が感じられる頃です。

気温も上昇する日も多く、ターフの表層は乾燥します。

 

しかし、この先、6月6日「芒種」の頃からは、

大気中に湿度も出てきます。

72候では、

6月11日「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」

<腐った草の下から蛍が生まれる程、高温多湿の時期の到来>

とあるように

6月中旬以降は、

グリーン面の「黒藻」や「病害」が出やすくなり

薬剤を頻繁に散布する時期となり、

ターフ自体の活性や抵抗力が試される時期です。

 

今こそ、ターフの根量や活性を充実させて、

この夏を迎えたいです!

 高い気温や強い風、

乾燥時期に効率よく吸収するのが

「亜リン酸」「ケイ酸」という

根茎よりは、葉身から吸収しやすい要素です。

 

 是非、高気温・乾燥傾向にある梅雨入り前のこの時期に

サッチングや薄目砂と並行して

葉身から吸収しやすい

亜リン酸」や「ケイ酸」系の資材を活用して

クオリテイはもちろん

「夏越し」の為の根数・芽数を準備されては、いかがでしょうか?

 本格的な夏前の

高気温・乾燥時期にオススメの資材が

「グリーンスピードSi(0-2-7)」+「ミスト12号(3-18-18)」です。

「グリーンスピード」

 

はその名の通り、

ターフの細胞を固くして

ボールスピードを向上させる資材です。

同時に、葉身の気孔も、小さくするので

乾燥時期に水分の蒸散を抑制する効果があります。

 

この資材は2%の亜リン酸と共に、

葉身から急速にケイ酸を吸収させるのが特徴で

素早くグリーンを速くする効果が大です。

また

7%のカリウムがターフの腰をしっかりさせ、

薄目砂との相乗効果で、

葉身をアップライトに持続します。

 

2%の天然由来のフミン酸

三相バランスを確保・持続する効果があるので

表層が乾きにくくなる効果も期待できます。

「ミスト12号(3-18-18)」

乾燥時期に効果の期待できるPK資材です。

18%のリン酸成分のうち、

6%は亜リン酸で、葉身からリン酸とカリウムを吸収します。

そして、

12%は分子の鎖が長い、緩効性リン酸といわれるもので

表層に約2週間留まるので

乾燥が続いても、雨天や曇天が続いても

無駄なくリン酸とカリウムを吸収できる設計です。

サッチング・薄目砂+PK資材により

よこ根が発達し、

コンパクションが向上します。

根量が増える事は、

散水後の水持ちを良くするので

夏越しに良い条件の一つであると思います。

是非、お試し下さい!

宜しくお願いします!

(^。^)