
「塀合に卯の花腐し流れけり」
小林一茶の
初夏の句です。
卯の花腐し(うのはな くたし)
は初夏の季語です。
5月の長雨が
美しく咲く、卯の花を腐(くだ)す、
つまり
腐らせるので はないか、
と心配だな、、
という俳句です。
◇
今年は4月の後半から
雨も多く降っています。
5月に入って、
少し気温が上がっても、
雨天が多い、、、、
フェアウエイ(コーライ芝)
の活性も鈍り、
ラージパッチが
例年よりも多く
発生しているようです!
◇
ラージパッチ(別名:葉腐病)
の発生は
気温と降雨が最大の原因です。
病原体はリゾクトニア菌です。
発生が始まる目安は、
春のラージは
気温が20℃を越して
降雨の続く状態です。
ラージパッチ、別名「葉腐病」。
まさに、
小林一茶の俳句にあるように、
初夏の長雨が
コーライ芝を「腐し(くたし)」
ている病状かもですね、、、、
◇
ラージパッチの抑制に
オススメの資材があります!
1)「バイオ 8-0-9」
パワフルな
分解系バチルスが
表層透水性を向上させ、
ラージの出やすい
土壌体質を改善します。
2)「ミスト11号(22-0-0)」
含有する硫黄成分が
リゾクトニア菌の
繁殖を抑制します。
また、ラージ剤(殺菌剤)と
尿素系資材を
混合散布する事で
殺菌剤の効きを向上させます。
◇
是非、お試し下さい!
(サバンナブラン/スポーツターフ事業部)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます