「拝啓、グリーンキーパー様 !」

㈱サバンナブランからは芝草向けに。
㈱ブランからは農業、園芸向けに。
オススメ資材とニュースをお届けします!

フェアウエイのラージを抑える

2016-05-22 08:32:05 | 芝草「コーライ芝・フェアウエイ」関連

田植えもほぼ終わり

植物全ての成長が充実する

24節気の「小満」(5月21日)、

当然、

コーライ芝の活性も

充実してくるべき時期なのですが、

コーライの立ち上がり時期である

3月下旬~4月上旬の

日照不足の影響を受けたコースも多く

今年のフェアウエイやテイーは

まだまだこれから!と、思われます。

4/1~20日の日照ですが、

太平洋側の海や湾に近いコースで

例年の70%~80%

かなりの光合成不足ですね!

←関東甲信越

←中部東海

←近畿

3~4月の日照不足・活性不充分の影響からか

フェアウエイに関しては

透水性の悪い部位等では

ラージパッチが

例年より多く出ているコースも多いです。

エアレーション暗渠等

透水性を向上させたり、

ラージ剤を適宜に使用して、

抑制・改善していきたいところですね!

 おすすめの資材としては

まずは

「ミスト11号(22-0-0)」です。

ラージ菌が嫌がる硫黄成分を4%含みます。

コスト的にも、リーズナブルな資材です。

緩効性40%のメチレン尿素とともに

硫黄成分が

数週間にわたり土壌内に滞在し、

土壌内のPHを弱酸性に保ち、

ラージ菌の動きを抑制し、

ラージ薬剤の効きを高めます。

しつこいラージには

「コンパニオン」です。

 

ピシウムと複合したようなラージや、

←ラージ+ピシウム

芽出し時期の春はげ症状から、

そのままラージパッチに移行したような

リゾクトニア性疑似葉腐病

リゾクトニア性疑似葉腐病

しつこいラージには

スポット散布で

「コンパニオン」+「ラージ剤」

を試してみて下さい。

「コンパニオン」の主成分である

「バチルスGB03」が

ランナー周囲に

筒状の保護膜を創り、

病害菌の菌核を破壊します。

●「バイオ 8-0-9」もおすすめです。

  

主成分の

 古茎根、サッチを分解するバチルスが2種類

 空相確保・持続するフミン酸

 ランナー成長を促進するアミノ酸

 根茎周囲の透水性と潤いを持続するための

 ユッカシジゲラ抽出物

これらが、

ラージ発生下の

床土の

透水性と三相バランスを改善し、持続します。

是非、試してみて下さい!

よろしくお願いします!

(^^)

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿