田植えもほぼ終わり
植物全ての成長が充実する
24節気の「小満」(5月21日)、
当然、
コーライ芝の活性も
充実してくるべき時期なのですが、
コーライの立ち上がり時期である
3月下旬~4月上旬の
日照不足の影響を受けたコースも多く
今年のフェアウエイやテイーは
まだまだこれから!と、思われます。
4/1~20日の日照ですが、
太平洋側の海や湾に近いコースで
例年の70%~80%と
かなりの光合成不足ですね!
←関東甲信越
←中部東海
←近畿
3~4月の日照不足・活性不充分の影響からか
フェアウエイに関しては
透水性の悪い部位等では
ラージパッチが
例年より多く出ているコースも多いです。
エアレーションや暗渠等で
透水性を向上させたり、
ラージ剤を適宜に使用して、
抑制・改善していきたいところですね!
♠
おすすめの資材としては
●まずは
「ミスト11号(22-0-0)」です。
ラージ菌が嫌がる硫黄成分を4%含みます。
コスト的にも、リーズナブルな資材です。
緩効性40%のメチレン尿素とともに
硫黄成分が
数週間にわたり土壌内に滞在し、
土壌内のPHを弱酸性に保ち、
ラージ菌の動きを抑制し、
ラージ薬剤の効きを高めます。
●しつこいラージには
「コンパニオン」です。
ピシウムと複合したようなラージや、
←ラージ+ピシウム
芽出し時期の春はげ症状から、
そのままラージパッチに移行したような
リゾクトニア性疑似葉腐病や
←リゾクトニア性疑似葉腐病
しつこいラージには
スポット散布で
「コンパニオン」+「ラージ剤」
を試してみて下さい。
「コンパニオン」の主成分である
「バチルスGB03」が
ランナー周囲に
筒状の保護膜を創り、
病害菌の菌核を破壊します。
●「バイオ 8-0-9」もおすすめです。
主成分の
古茎根、サッチを分解するバチルスが2種類
空相確保・持続するフミン酸
ランナー成長を促進するアミノ酸
根茎周囲の透水性と潤いを持続するための
ユッカシジゲラ抽出物
これらが、
ラージ発生下の
床土の
透水性と三相バランスを改善し、持続します。
♠
是非、試してみて下さい!
よろしくお願いします!
(^^)
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