お客様のコースの池の護岸の一部が
昨年の台風や豪雨などで、ダメージを受けていました。
プレイゾーンからも近いので、
安全性の確保と
池外周のカートパスからも見える範囲なので
早期修繕が望まれていました。
◇
「ふとんカゴ」や「ブロックマット」等が
一般的に採用されている工法なのですが、
今回は、
(おそらく)ゴルフコースとしては日本で初めての
「マキセル多段積み工法」という方法で工事を
させていただきました。
三井化学が開発した最新の工法で
筒状にしたテンサーをテンサージョイナーで接続し、
現地発生土を充填した構造体(マキセル)を切土面に設置する工法です。
資材が軽量で、
組立てや現場合わせが容易で工期短縮が図れます。
従来のふとんかご等の設置が困難な箇所、
錆などによる耐久性に懸念がある箇所にメリットがあるようです。
重機の乗り入れが少ないので
ゴルフコースへのダメージが少ないのも特徴です!
◇
マキセルを積みます。
トップにはコーライ芝を貼ります。
マキセル周囲には
植生シートを巻いて、暫くすると
種子の発芽成長により、グラスカバーされます。
←グラスカバーされたマキセル
◆
グラスカバーされたマキセルを見るのが
楽しみです。
宜しくお願いします!
S&S GREEN PROJECT®
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