武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

2403. ペニシェの町角

2021-03-30 14:52:29 | ポルトガル淡彩スケッチ

2021年3月30日(火曜日)曇り時々薄晴れ。29℃~13℃。降水確率3%-4%。湿度92%(7:52)30%(14:37)。紫外線量5。北東のち東の微風。薄日なので部屋の中では予報気温程には暑くない。

夕刻、マンション内どこかの部屋から電気ドリルの騒音、そして一時断水。1時間程で水は出る。

『きょうのニュース』モロッコから3人がゴムボートでヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオに密入国、拘束。スペインとの国境のグアディアナ橋がリフォーム工事。北アフリカから黄砂。44歳のイタリアマフィアのボス、コロナで入院。モザンビークのカーボ・デルガード虐殺事件は3年で2000人が死亡、70万人が難民。スエズ運河で座礁した巨大コンテナ船が離礁。

『COVID-19』によるポルトガル24時間の死者は2人、今までに1万6845人、感染は388人、入院は39人減って584人、重篤は7人減って129人、回復は1654人で今までに77万7503人。

『昨夜の映画』

危険なメソッド』(A Dangerous Method)2011年。イギリス、スイス、ドイツ、カナダ、アメリカの歴史映画。99分。監督:デヴィッド・クローネンバーグ。第一次世界大戦前夜、精神科医カール・グスタフ・ユングマイケル・ファスベンダー)とジークムント・フロイトヴィゴ・モーテンセン)、そしてザビーナ・シュピールラインキーラ・ナイトレイ)の3人のドラマを描く。心の奥底に眠る感情をあぶり出す“言語連想テスト"やユングとフロイトが意見交換する“夢分析"シーンなど知的好奇心を刺激するエピソードも数多く描かれている。1904年。ロシア系ユダヤ人女性ザビーナが、チューリッヒにある精神病院ブルクヘルツリ(チューリッヒ大学付属病院)へ重度のヒステリー患者として運び込まれた。29歳のドイツ人ユングはこの病院で精神科医として働いていた。精神分析学の大家であるユダヤ人フロイトが提唱する“談話療法”に刺激を受けた彼は、受け持ち患者であるザビーナにその斬新な治療法を実践する。ザビーナは自分自身も精神分析医になりたいと思っている。間もなくユングは、ザビーナの幼少期の記憶を辿り、彼女が抱える性的トラウマの原因を突き止めることに成功する。ザビーナはその自らの性的トラウマを治療者であるユングに転移し、ユングを誘惑する。ユングはその誘惑つまり転移を受け入れてしまう。医師と患者の一線を越えてしまった2人は、秘密の情事を重ねるようになり、ザビーナをめぐるユングの葛藤はフロイトとの友情にも亀裂を生じさせてゆく。ユングは貞淑な妻よりも遥かに魅惑的なザビーナとの“危険なメソッド”に囚われ、欲望と罪悪感の狭間で激しく揺れ動く。 同時に、ユングは心の中に葛藤を持っていた。フロイトとの会話の中でユングは「丸太を引きずる馬の目の前に立ちはだかる小屋」や「老人」の夢を語る。フロイトは「ユングは抑えがたい性的衝動を持っており、目の前に障害を感じていること」「その障害はフロイトであるかも知れない」という夢判断をユングに語る。ユングはフロイトやフロイトの家族に対し配慮に欠ける行為をしたり、超常現象を受け入れないフロイトに激高したりするが、フロイトは基本的にユングに寛大であった。フロイトはザビーナから「ユングとの関係」についての相談の手紙を受け取るが、ユングはザビーナとの関係を否定し、フロイトはユングを信じ、ザビーナの手紙の内容を虚偽として扱う。 ザビーナとユングとの関係が公になりふたりは離れ、ザビーナはフロイトに師事する。ザビーナはロシア人と結婚、妊娠し、生活は安定する。ユングの妻は精神が不安定なユングに会ってほしいとザビーナを招待する。ザビーナがユングと話すと、ユングは現在も患者を愛人にしていると言う。ザビーナはその愛人は「私に似ているか?」と訊く。ユングは「似ていない」と答える。しかし、愛人は「精神分析医を目指しているユダヤ人女性」だという。それを聞いたザビーナは帰途の車中で涙を流す。ユングとザビーナの関係は愛だったのか、転移・逆転移だったのか? (Wikipediaより)

ブルックリン』(Brooklyn)2015年。アイルランド・イギリス・カナダ・アメリカ合作ドラマ映画。監督:ジョン・クローリー。脚本:ニック・ホーンビィ。原作:コルム・トビーンによる同名小説。 時代は1951年と1952年、アメリカ合衆国のニューヨーク・ブルックリン区に移民したアイルランド人の若い女性の物語である。彼女はブルックリンですぐさま恋に落ちるものの、郷里アイルランドで問題に巻き込まれ、二国の間で選択を迫られる。 アイルランドの田舎町。年頃の娘エイリシュ(シアーシャ・ローナン)は閉鎖的な環境の中、食料品店で自らの可能性を磨く機会もなく燻っていた。そんな彼女に姉ローズ(フィオナ・グラスコット)はニューヨークで働く機会を用意してやる。胸を膨らませアメリカ行きの客船に乗ったエイリシュは、見ず知らずの乗客に激励を受けながら新天地で第一歩を踏み出した。 だが、慣れないデパート勤務と勤労女子たちとの寮生活のなか、エイリシュから余裕と向上心は失われていった。ホームシックに悩む彼女に、世話役のフラッド神父(ジム・ブロードベント)は大学の会計士コースの受講を薦める。それに従う彼女は少しずつ自信を取り戻し、容貌に華やかさを表すようになっていった。そんな彼女をパーティーで認めたイタリア系の青年トニー(エモリー・コーエン)は、一目惚れの末にプロポーズをしてくる。今や立派なニューヨークっ子になったエイリシュも彼の気持ちを受け止め、ふたりは幸福のうちに契りを結んだ。 そんな矢先、エイリシュに故郷の町から姉の訃報が届く。急ぎ帰郷した彼女は、そこで昔馴染みの青年ジム(ドーナル・グリーソン)と再会した。大切な家族に降り注いだ不幸から立ち直ったエイリシュは、立派な紳士となったジムに優しく接され、その包容力に身を委ねたい気持ちを育まれてゆく。トニーへの後ろめたい感情を次第に忘れてゆく彼女ではあったが、かつての雇い主であったミス・ケリーは彼女が既婚者だという秘密を暴く。エイリシュにとって、それは冷水を浴びせられるような経験であり、もはや帰る故郷はない事実の証明であった。 ニューヨークで、妻の帰還を待ちわびつつ仕事に精を出すトニー。彼はある日、通りの向こうに愛する女が立ち、微笑みかける姿を見るのだった。  他に:ジュリー・ウォルターズ。(Wikipediaより)

油彩No.165.

「ポルトガル淡彩スケッチサムネイルもくじ」

2331-2450 2211-2330 2091-2210 1971-2090 1851-1970 1731-1850 1601-1730

 

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