風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

冬の地下鉄

2011年03月07日 | 
冬の地下鉄


都会の朝の吐息が 
窓を曇らすwo‐冬の地下鉄
君の声が聞こえて 振り向いても
寄せる人波 あの頃 許せなかった街に
今は一人流されて

このまま大人になる 
あの日何を信じたの
君と共に過ごした季節の輝きだったのか

毎日GRAYの景色が
窓を流れるWo-こんな時代に
君の肩を抱いたり悲しませたり
夢を見ただけ
ホームで誰の目も気にせず喧嘩もした
あの頃なら

過ぎ行く時の中で
君が僕と違うわけをどんな言葉
どんな言い訳も
解き明かしてはくれない

時代に逆らえば 
羽根のように傷ついた
若さという なんて無防備な
キラメキ抱きしめて

このまま大人になる 
あの日何を信じたの   
何もかもが二度と戻れない 
輝きだったのか

都会の朝の階段 駆け登ればWo‐
もう春の香り

            (正やん)

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