風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

「ファニー」という映画音楽

2012年06月09日 | 映画/ドラマ/アート/読書
「ファニー」

小学校の高学年だった頃だと思います。
家にあったポータブル電蓄でよく音楽を聴いていました。
ジャンルは、当時流行っていた歌謡曲とか斬新なものではなく、
父がいつ買ったのだろうと思うような「映画音楽名曲集」で、ソノシートと呼ばれるたぐいのペラペラのレコードでした。

傷が付いててね。
「エデンの東」とか、「風と共に去りぬ」とか、「太陽がいっぱい」とか
針が一周する度に「ペコ、ペコ」と音を立てる名曲を聴いていたのです。
その中で、気になっていた映画音楽が、本日のタイトルである「ファニー」という曲でした。
ターンテーブルを曲間の太い線に合わせてバチバチ音を立てて着地させては何度も繰り返し聴いていたのです。

でもね・・・全然覚えていないのです。

上述した「エデンの東」とか、「風と共に去りぬ」とか、「太陽がいっぱい」は、今でも口ずさめるし、映画自体も何度か観た事があるけどね。

その曲が流れると、なんとも言えないセンチメンタルな気持ちが覆い、目頭が熱くなり、まさに、琴線に触れたメロディーだったのです。

登場人物は、「荒野の七人」で、生き残った「チコ」役のホルスト•ブッフホルツと、レスリー・キャロンのラブストーリー。
とは言っても、映画自体も観たこともありませんでした。


あのね、本日You Tubuで彷徨っていたら、
40年ぶりに再会しました。

ファニー Fanny (1961)


あの頃の感動を期待したけど、涙するほどでななかったけどね。
優しい旋律です。

レスリー・キャロン可愛いなあ・・

あのですね。おじさんになると、捉える角度が異なるようです

僕が生まれた歳の映画だったのね。  

コメント (4)
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