風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

寿司修行 その二

2014年04月29日 | 男の料理
「へぃっ いらっしゃいませっ!」

カウンターの中から威勢よくお迎えする寿司職人のあの響きに憧れます。

本日二回目の『寿司修行』機会を頂きました。

で、高校生の帰りを待っていたらラインが・・・。

誰でもよいから迎えに来てとの事。

あの高校は、平日ならともかく休日はバスの便が悪く、挙句の果てにバス停まで暗い道を暫く歩かなくてはならんのだそう。
行ったことないけどね。

いろいろ耳をダンボにして聞いていると、部活の帰りとても危険な夜道を歩いているみたいなのです。

寿司職人の如く

「へい毎度!合点承知!」

と、免許証持って車のカギ持って、娘の同級生に会ったら変なお父さんって言われないよう洗面台で自分の顔と身だしなみを確認しまして、
片道20分を掛けて高校の正面玄関でお待ちしておりました。

暫く待っていましたら、

後ろのスライドドアが開きまして、

いきなりの第一声が、

「なんでお父さんなのっ!」でした。

本日のブログのジャンルが、「かなしい」理由の一つです。

で、第二声めが、

「今日のご飯は?」

「へぃ!お寿司だよ」と答えると、

お父さんのハイテンションが微妙に伝わったのか、

「もしかして手巻きじゃなくて、また米粒飛ばして握るの?」との事。

「私、自分で手巻き作って食べるからいいっ」これが、本日のブログのジャンルが、「かなしい」理由の二つ目です。

何だか部活で疲れているのかご機嫌斜めで、帰りの道程30分はその会話で途絶えました。


でも、気を取り直し作ったのがこちらです。



米粒飛ばす量も少なくなりまして、味も形も第一回目より良い出来栄えでした。

しかしながら、まだまだ修行が足りません。

かなしい三つ目は、公言通り自分で手巻きを作って食べてました。

手巻きよりお父さんの握り寿司の方食べたいっていつか言って欲しいものです








コメント (6)
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