僕は、スキーとかスノボとかウィンタースポーツに縁がなく生きてきました。
何故か学生時代こぞって流行ったスキーもテニスも皆がやるから「俺もやらないと」的な二番煎じ行動を悉く避けていたのです。
後、もう一つの理由は、
南極点到達のアムンゼンと犬ぞりのスコットとか、
新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」を読んで、映画「八甲田山」で高倉健さんを観て、
「寒いところは怖いところ」が脳裏に焼き付いてしまっていたのです。
ですからテレビで雪国の景色を観ると、世の中にあんな情景があるのだと、ぬくぬくの部屋の中で眺めておったのです。
ある日、旅番組で寒そうな雪の中を歩き、湯上り後、野沢菜に冷酒を飲んでいる輩を観てしまいました。
凄い旨そうだなぁ・・・。
何だかとても幸せそうだなぁ、と、
車中泊と山歩きの時と同様、あの感情が沸々と込み上げて来たのです。
俺も、雪国で野沢菜と冷酒を飲みたい!
思い立ったが吉日
超ノープラン日帰りの旅、初雪景色体験ツアーを企てたのです。
あのですね。
とは、言いつつも節約しないとなりません。
往路は3つの電車を乗り継いで3時間半、車窓から晴天の関東平野を眺め、
川端康成の「雪国」の冒頭の一節。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」を体感してきました。
生まれて60年、初めて肉眼での雪景色は誰もが思う水墨画そのものでした。
そして、
目的地に到着するとこの方々が出迎えてくれたのです。
何故だろう。
初めて会うのにとても親近感を覚えました。
つづく
楽しく読ませていただいています。
私は…学校のスキー教室イヤイヤ参加組でした(笑)
初スキーの時も転び方教えてもらう前に
すっ転んで…
以前はスキーに行きましたが…
泣きながら滑った事も多々…
雪国で野沢菜と冷酒~これなら参加したいです(笑)
お酒弱いですが…冷酒は
雪国の雪景色感動しました。
そうそう暖かい部屋で、冷酒と野沢菜とても美味しそうでした。
でね、野沢菜実現できなかったのですが・・・