父からの手紙25回目をお届けします。
前回に続き、年月がはっきりしない手紙の3回目です。
父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。
①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
②誤字、脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
③略字、当て字は「カタカナ」表記としました。
④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘ ’で囲みました。
不明分3(1993年7月か?)
“お中元に添付された手紙?”
御無沙汰致し居ります。
其の後、皆様御変り御座いませんか。当方、御蔭で変り無く過し居ります。
此の処、梅雨期とは申志ながらやゝ雨が多い様に想ひます。当地も一時は
節水の広報車が出た程でしたが、此の処満水の様子です。
其れにやゝ不幸続きで、MO君(稲熊の義弟)が胃ガンで四十日程の入院で五月上旬逝く、
亦、KS君“母の弟”の奥さんKEさんも当時入院中で有り(二ヶ月程の入院で先月退院されました)
不幸も時には続くものと暗然と致し居ります。
私も此の頃、特に目の疲れが早くなり讀書も続かず、婆さん共々風々と無為に日が暮れて、
晩方からの角力でも楽しみに致し居ります。
不順な天候で有り、当地も二十日頃が梅雨開けとの予報ですが、炎暑の盛夏も間近と想はれます。
折角御自愛下さいます様、其れのみ願って居ります。
乱筆ながら右近況まで
御体大切にして下さい
SK“父”
皆々様
(KK“長兄の長女”、五年生に成り、先日友達と名古屋の築港の水族館に遊びに行って来ました。
大変立派なものが出来た様です。体も私より大きく成りました。)
「父からの手紙」25通のご紹介がこれで最後となりました。
根気よくお付き合いいただきました皆さまには、厚く御礼申し上げます。
本日は父の祥月命日に当たります。昨年は久しぶりに墓参りをしてきましたが、今日は自宅で合掌!です。
今年の墓参は母の命日の秋に、と思っています。
父からの手紙、皆さまにも紹介し読んでいただいて、少しは父の供養になったのかな、と思っています。
なお、過去記事を読まれたいという方は、カテゴリー「父からの手紙」にてお願いいたします。
長らく、お付き合いいただきありがとうございました。
前回に続き、年月がはっきりしない手紙の3回目です。
父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。
①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
②誤字、脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
③略字、当て字は「カタカナ」表記としました。
④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘ ’で囲みました。
不明分3(1993年7月か?)
“お中元に添付された手紙?”
御無沙汰致し居ります。
其の後、皆様御変り御座いませんか。当方、御蔭で変り無く過し居ります。
此の処、梅雨期とは申志ながらやゝ雨が多い様に想ひます。当地も一時は
節水の広報車が出た程でしたが、此の処満水の様子です。
其れにやゝ不幸続きで、MO君(稲熊の義弟)が胃ガンで四十日程の入院で五月上旬逝く、
亦、KS君“母の弟”の奥さんKEさんも当時入院中で有り(二ヶ月程の入院で先月退院されました)
不幸も時には続くものと暗然と致し居ります。
私も此の頃、特に目の疲れが早くなり讀書も続かず、婆さん共々風々と無為に日が暮れて、
晩方からの角力でも楽しみに致し居ります。
不順な天候で有り、当地も二十日頃が梅雨開けとの予報ですが、炎暑の盛夏も間近と想はれます。
折角御自愛下さいます様、其れのみ願って居ります。
乱筆ながら右近況まで
御体大切にして下さい
SK“父”
皆々様
(KK“長兄の長女”、五年生に成り、先日友達と名古屋の築港の水族館に遊びに行って来ました。
大変立派なものが出来た様です。体も私より大きく成りました。)
「父からの手紙」25通のご紹介がこれで最後となりました。
根気よくお付き合いいただきました皆さまには、厚く御礼申し上げます。
本日は父の祥月命日に当たります。昨年は久しぶりに墓参りをしてきましたが、今日は自宅で合掌!です。
今年の墓参は母の命日の秋に、と思っています。
父からの手紙、皆さまにも紹介し読んでいただいて、少しは父の供養になったのかな、と思っています。
なお、過去記事を読まれたいという方は、カテゴリー「父からの手紙」にてお願いいたします。
長らく、お付き合いいただきありがとうございました。