(マスターズ大東京展大衆賞 作品名:祈り)
主夫業のご報告で表彰式でのなだ万の弁当だけはご紹介済みですが、入賞した兄の作品のご紹介です。
展覧会は「マスターズ大東京展」という名のもので、表彰式(展覧会も)は4月10日に有楽町の東京交通会館の
ギャラリーで行われました。
この展覧会は「新日本美術院」という芸術関係の組織が主催している展覧会の一つです。主に新人の発掘を
目的としているとのことです。
兄ももう石彫家歴50年にもなり、とても新人とは言えませんが、全国的には名もない芸術家ということで
新人ということになるようです。
電話で聞いた話では、地元(愛知)の芸術家の仲間から、何回も出品を依頼されていて、今回応募したという
ことでした。
新人発掘という趣旨なのでしょう、入賞者は60人ほどと大勢でした。上位入賞者にはトロフィーが出ていましたが、
兄には出なかったので、代理出席した私の荷物が多くなるのを避けるための、兄の気遣いかと思っています。
大衆賞、入賞者一覧のちょうど真ん中あたりにありましたので、そんなレベルの評価だったのかと思います。
作品はこれまでの「いのりシリーズ」でご紹介した流れの作品ですが、私も初めて観る作品です。
凝ったところがなく、非常に素朴で、私から観ても入賞は当然との気がしました。
この展覧会、出品作はほとんどが絵画です。会場も狭いギャラリーで、新日本美術院としての力の入れ方も
今一つという気もしました。
左の紳士、新理事長と紹介されていましたが、「ドクター中松氏」のように思えます。ドクター中松氏は
新日本美術院の親組織である日本文化振興会の会長ということで、おそらく間違いないと思います。