hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

山村美沙と西村京太郎

2017-01-20 09:07:42 | 読書

(散歩にて)


 アガサ・クリスティーの全巻読破を果たして、その後何を読もうかといまだに迷っています。

 基本は推理小説ですが、ここは日本のアガサ・クリスティーとも言われる「山村美沙」の全巻読破を目指そうか
と思って近くの図書館で1冊借り読んだのですが、続けられないのです。
 というのも、2か所ある近くの図書館に置いてあった山村の文庫本はそれ1冊だけでした。どうやら亡くなって
読まれなくなったので、本館にでも引き上げてしまったようです。
 アガサはいまだに人気で、近くの図書館で特集まで組まれたので全巻読破に挑戦したのですが、日本のアガサは
残念ながら冷遇されているようです。

 ということで、今はとりあえず、山村美沙とは単なる親交が深いというレベル以上の関係にあった「西村京太郎」を
読み始めています。
 もともと西村は好きで一時ずいぶん読んだので、おそらく2回目ということも多いでしょうが、幸い読んだらすぐ
忘れてしまうので、初めて読むのと同じです。

 西村といえば、鉄道物ですが、基本推理小説では場面設定が大事ですから、鉄道に限らず「旅行気分」も楽しめる
のが読む楽しみでもあります。

 このところ読んだ物では、地元の調布や美ヶ原が事件の舞台になったものなど、なじみの場所も登場しました。

 ipadの電子ブックを利用していましたが、字は拡大出来読みやすいですが、紙より目が疲れやすく今はまた紙に
戻しています。
 幸い西村なら近くの図書館に沢山置いてあります。おそらく、このまま西村京太郎が続くことになると思います。

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 冒頭の写真は散歩コースで見つけた蝋梅です。蝋梅も種類があるようで、この蝋梅は中央が赤いですね。
ネットで調べると写真のは「和蝋梅」のようです。





 

大菩薩峠(第一巻)聞破!(?)

2016-05-14 10:41:32 | 読書

(神代植物園のシャクナゲ1)


 クリスティーから代わって読み始めた「大菩薩峠」(全41巻)の第一巻を聞破しました。

 「聞破?」こんな言葉はないのでしょうが、デジタル文庫の音声文庫(青空文庫)で、聞きはじめて
1カ月ほどかかって、やっと1巻が終了しました。


(神代植物園のシャクナゲ2)


 過去記事でもご紹介したように、変換ソフトによる漢字の読み変換がやたら妙な物が多くて、時々何を言っているのか
分からなく、ipadの画面で確認しています。
 このところでは、土方歳三(どかたとしぞう)が頭に残っていますが、これはまだ判断がすぐ付く方ではあります。

 それでも、デジタル本の画面は目が結構疲れるので、読まなくていいのは助かっています。最初は15分の無料版を
利用していましたが、さすがに短すぎて、有料版(時間無制限で1,800円)に変更して、寝る前にも時々聞いています。

 ところで、大菩薩峠の内容ですが、聞きとりづらいこともあるのでしょうが、現在のところあまり面白いとも言えません。
ただ、聞きはじめたので、このまましばらく続けます。


(神代植物園のシャクナゲ3)






 


聞書!?

2016-04-20 10:11:11 | 読書

(MyGardenのフリージア)


 クリスティーの全巻読破を達成して、次は?ということで、一応決めたのが「大菩薩峠」ですが、
図書館から借りた文庫本の活字が小さすぎて、とても読む気になりません。

 というわけで、ipadのアプリの「青空文庫」を調べると、大菩薩峠が収録されていました。
てなわけで、こちらで読むことにしました。



 で、この青空文庫には、読み上げ機能が付いています。無料だと1日15分という制限がありますが、
目のことを考えると、聞くだけでいいのは有難いので、早速使ってみました。

 デジタル文書を音声に変換するソフトを利用しているようなので、電話の音声ガイダンスのように
かなり機械的な抑揚のない声で、しかも漢字変換が正しくないこともあり、何を言っているのか分からない
時もありますが、これも慣れれば何とかなりそうです。

 漢字変換の例:「一足一刀」→ひとあしひとかたな、と変換されて聞こえました。

 有料だと(料金が不明)時間制限なしで利用できるようですが、これまでも平均すると週に1時間程度
しか小説の読書には当てていなかったし、これからはどこでもちょいの間で聞けるので、毎日15分聞くことにします。

 つまりは、「聞書」です。


 

 

全巻読破!

2016-04-12 10:37:05 | 読書


 アガサ・クリスティー、全巻読破を達成しました。

 最後はポアロ物「死者のあやまち」でした。

 厳密にはクリスティーはシナリオも書いていますから、全巻とも言えないのかもしれませんが、
ハヤカワ・ミステリ文庫で発行されている84巻の全てを読み終えました。



 いつから読み始めたか記録を取っていなかったのではっきりしないですが、5年強はかかっていると
思いますから、結構読むのは遅かったようです。
 
 どれが一番面白かったか?というと、これが読むそばから忘れていて、???ですが、全体に
ポアロ物にしろ、ミス・マープル物にしろ、情報を整理してじっくり推理するタイプの物が多い中で、
ポアロ自身が事件に巻き込まれたり、トミーとタペンスのように自ら行動する冒険探偵のようなものが
印象には残っています。

 ちょっと異色な物では、エジプト物で古代エジプトが舞台の物もありました。短編で、宗教詩のような
物もありました。

 そうそう、恋愛小説も6巻あります。全巻読破に挑戦される方は、途中で挟んで読むと気分転換に
なるかもしれません。

 ということで、目標達成、しばらくクリスティーはお休みとして、次をどうするか?ですが、
ともかく長いのが良いので、徳川家康の5回目?6回目?かな、と思ったのですが、中里介山の
「大菩薩峠」に挑戦しようかと思っています。
 ということで、まず図書館に第1巻を予約しました。1巻読んで、続けて読んでみたくなったら、
全巻に挑戦します。


残り1冊!

2016-03-22 11:12:49 | 読書


 もう一週間経ちましたが、先週のカラヴァッジョ展の帰りは、途中下車して仙川のロイホでした。

 食後は、お代わり自由の珈琲を飲みながら、読書、クリスティーの「バートラム・ホテルにて」を。

 「バートラム・ホテルにて」はミス・マープル登場の私には最後の作品です。

 クリシティー得意の、ちょっとお洒落な、落ち着いた、上流階級の人々が集うこのホテルを舞台に
まずは神父さんの失踪事件が起こります。
 その捜査に登場するのが、ロンドン警視庁の主任警部、それを助けるのが、姪の招待でセント・メアリ・ミード村
からやってきたミス・マープルという訳です。
 やがて、失踪事件は解決しますが、裏では大事件が、さらについには、このホテルで殺人事件が起こります。

 これらの複雑な難事件をミス・マープルの鋭い観察眼と推理力で解決(?)ということですが、最後は少し
すっきりしない、という結末となります。

 このお話、映画にしたら面白そうと思ったのですが、実際、映画化されたようですね。一度観てみたいです。

 さて、今回はホテルが舞台でしたが、ミス・マープルといえば、「セント・メアリ・ミード村」ですね。
この村で、のんびり一人暮らししながら、難事件を次々と解決しました。
 そんな村、是非行ってみたいですが、残念ながらクリスティーが空想した村ということで、想定した村も
ないようです。それでも、一度ロンドン郊外のそんなのんびりした雰囲気の場所でロングステイしたいものです。
 そんな愛すべきミス・マープル物、作品数はそんなに多くはないのです。短編を除いて、ポアロ物が34作品に
対して、12作品です。

 そして、今回の「バートラム・ホテルにて」を読み終えて、全巻読破目指していた、クリスティーの作品も
残り1冊となりました。

 最後はやはりポアロ物、ということになりました。

 いよいよ、エンドが近づいてきました。

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 冒頭の写真はロイホのオムライス、昔からあるメニューですが、ドミグラスソースの味が進化して
これまでとは別物でした。
 いつものテリーヌも忘れていません。