そういえば、「医大生」とブログタイトルで書いているのに、一切医学的な話題を書いたことがありません(笑)。それでいいのか。医大生・たきいです。
幼少のころから、丸坊主のヘアスタイル一本で通してきた。その所以を述べるにはまず小学3年生の時までさかのぼらなければならない。
筆者は頭の発達が人よりゆっくりな人間だったと、今になって思う。小学生のときは誰よりもぼーっとした感じの少年だった気がする。頭なんてものは終始使ったことがなく、ただただふらふらぼけぼけと生活していた。
そんな少年が興味を持ったのはハサミであった。自在に二つの刃に挟まれた部分が切断されるのが面白くて仕方がない。これでも小学3年生だから参ったものである。幼稚園児くらいの知能しか持ちあわせていなかったのではないか。食卓においてあった切っても怒られなさそうな「紙」は大方切り終わり、次にその矛先が向かったのはなんと「髪」であったのだ。当時はふさふさあった髪を左手で束ねて、右手で持つハサミで一気にいく。何が当時の私をそこまで大胆にさせたのか。一向にわからない。
ひとりで断髪式を終えた小3のわたくしはおもむろに洗面所へ向かう。鏡に映る自分の姿を見て驚愕する。なんだか間抜けな頭をした自分らしき人物が立っているのではないか。この間抜けを自分とは認めたくなかった。自分はこんなに間抜けであるはずがない。それにしても鏡の前で呆然と立ち尽くすその少年はなんとも滑稽な風景である。
母親に見られまいと隠しながら生活しようとするも、お母様の前では無駄な抵抗に過ぎず、理由を問われればすかさず悲しい気持ちになる。なんでそんなことをしたのかなんてわからない。その後床屋に連行され、丸坊主になることを命じられたのだ。それが筆者の坊主人生の始まりである。
はじめは嫌だった丸坊主も、なんだかいつの間にかその快適さに居心地がよくなり、気づけば大学生になっていた(笑)。どういうわけか髪型を変えようと思ったことはなく、毎月せこせこと床屋に通ってバリカンをしてもらっていた。すぐに髪も乾くし快適なことこの上ないのである。
ところが、そろそろ髪を伸ばしてみるかとも思っている。このまま丸坊主を続ければ、死ぬまで丸坊主な自信がある(笑)。
だけど、悩みが一つ。髪型というものにあまりに無関心だったので、何をどうすればいいのかわからない(笑)。髪型案絶賛募集中である。笑
(たったの3万円で買ったThink Padの使い心地に感動してる人(笑))
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