「お疲れカツカレー」という言葉が流行ったのは昨年の今頃か、予備校の医進クラスの仲のいい友人たちの間で盛んに使われた。考案したのはすっかり、今は日本海側の大学で医学生をしている陽気な女の子だと思っていたのだが、大学で「お疲れカツカレー」を使う人が(笑)。なんだ、若者の間で広く使われてた言葉だったのか。というわけで、今日は実習お疲れカツカレー! 医大生・たきいです。
さて、やわらかいプラスチックの長細い容器に入った、真ん中で二つに折れる飲料をご存じだろうか。そう、日曜日に子供会主催の公園の掃除に参加した帰りにもらえるアレである。小学生の時には、友達が隣で食べていても我慢して家まで持ち帰り、母親に冷蔵庫で凍らしてもらって食べるのが楽しみであった。固まったのを見計らって冷蔵庫から取り出し、真ん中を豪快に折り、口にくわえたときのシャリシャリ感が素晴らしい。大学近くのスーパーで売っていたのを見てついつい懐かしがって買ってしまった。かつてはのどから手が出るほどほしかった黄金の棒も、今となっては無造作に買い物かごに入れるだけで手に入ってしまう。ずいぶんと自分も大人になったものだとも感じたが、なんだか少し寂しい気もした。
そんな棒状の飲み物を食べているのを寮の奴らに見せびらかして、
「これなつかしくね?」
と問えば、皆からそろって懐かしいという賛同が得られた。関東の人に聞いても九州の人に聞いても、みな懐かしいと感じるそうである。これが全国的なヒット商品だということは全く知らなかった。
見かけは大したことがなさそうな奴でも、実はすごい奴、ということがあるものである。きっと、あなたの隣にも。
(そういえばこの大学には大学生協がない!ということに気が付いた人)
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