医大生・たきいです。

医大生的独言。

bad news

2012-06-27 23:59:59 | 医大生的生活

看護学部の女子学生から、「痩せたね」と噂のわたくしの肉体でありますが、医学部女子からも同様のことを言われて天にも昇る気持ちになりました(笑)。筋トレ大好き(笑)。医大生・たきいです。

さて、調子の悪かった右膝でありますが、本日大学病院を受診しました。結論から言えば、残念ながら前十字靭帯が再断裂しているようです。3年前くらいに再建手術を受けた時に再断裂の可能性は5%くらいといわれていましたが、その低い確率に当たってしまった全くついてない男であります。当面の間ラグビーはできません。一番悔しいのは、プレーをしていてなんだかラグビーって楽しいなと思える前にこんな状態になってしまったこと。夏にでも手術を受けることになりそうです。そもそも運動を諦めて手術を受けないという選択肢もあり得そうですが、そのままにしておくと軟骨を傷つけてしまうことになるらしい。再々建術のオペは必須であるようだ。

整形外科の先生に医学部の1年生というのは紹介状でバレていたので、診療中に急に膝の構造の講義がはじまった(笑)。上の学年の授業で使ったものと思われるパワポのスライドを見せてもらいながら。診察が終われば「自分でも調べてみて」と言われたので、図書館に行って整形外科の教科書「整形外科クルズス」を紐解く。「自分でも調べてみて」という言葉が、自分が医学部に入学したのだという事実を身体的に納得させた。

靭帯とはそもそも関節の動きを制限しつつ、正常な方向に動くべく誘導するコラーゲンの物質であるらしい。医聖と称されるヒポクラテスは靭帯損傷の回復には運動が必要だと説いたように古来から研究の進んでいた部位なようだ。Lachman testの陽性で靭帯損傷と断言できるらしい。筆者は体が硬いのでその鑑別診断は難しいようだが、健部と患部の比較によりLachman testを実施するらしい。診察室でベッドに寝かせられて膝を動かされていたのはどうやらそれであったに違いない。因みにLachman testには経験が必要で実施には訓練がいるらしい。簡単なようでも誰にでもできるわけでは決してない。

いろいろと流し読みしてみた。前十字靭帯損傷による再建手術の記述はどの本にも載っていたが、「再々建術」なんて文字はどこにも見当たらなかった。不安でしょうがない。


というわけで、「医大生」と名乗りながら、初の医学的な内容のブログでございました(笑)。


話は変わりますが、自分がラグビー部に入部を決めたのは、先輩たちが皆、人のよさそうな人ばかりだったから。今回もたくさんの先輩に心配されてうれしかった。グラウンドでは当分の間練習できないけれど、まだまだ頑張っていきたい。上半身をムキムキにしてやる(笑)。


さ、勉強も何も手につかないので今日は寝よ。





(放射線技師さんの手つきがいやらしかったと思った人(笑))







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