台風が来てるらしいとはじめて知ったのは、朝に寮内で友達から聞いたときである。最近テレビをあまり見ないから国内情勢がよくわからない。Twitterを見れば、明日休校にならないかとほざいている大学生が全国にたくさんいらっしゃるようだが、我が大学は休校など皆無であるらしい。寮と教室が激近なことが災いしているに違いない。プロの学生ならたぶん起きてから5分で教室に着けそうな立地なのである。休校にならないかと考えられるだけで他大学の皆さん方は幸せだ。何が「みんなで休めば学級閉鎖とかにならないかなー みんな学校行くのやめようよー笑」だ(笑)。可能性がある素晴らしさをもう少し噛みしめたほうがいい。さて、その台風が来てるといっても、5限目に授業を終えた後の空模様を見て、今日はどうせ部活やるんだなとした。その判断はどうやら賢明だったらしい(笑)。流石はラグビー部(笑)。医大生・たきいです。
台風の近づく中でやるラグビーは実に楽しそうだった。推量の形で叙述せねばならぬのは、ここ数日で膝を痛めてしまい、走れなくなってしまったからである。参加せずに傍から見るよりほかはない。雨に濡れて汗が混じり、泥んこという言葉が正にふさわしい男たち。素晴らしきコンディションにどうでもよくなっているようにも見える。体はオトナの幼稚園児たち、といったような風貌だ。筆者は幼稚園児の時、泥遊びばかりしていたらしいから、なんだか血が騒いだ。自分もやりたかった。自分の右ひざを呪った。
さてところで、台風中継を見ればさまざまな県が出てきて面白い。47全都道府県が集うという稀有な大学に所属しているので、なんだかどの県にも愛着があるのである。そこで思い出したのだが、筆者の出身県、宮城県以外でわたくしが台風を迎えたのは生まれて初めてのことである気がする。そのことに気が付いたのは、ニュースを見ていたらそれが全部関東圏のニュースばかりであったからである。関東圏のニュースは仙台で見ていたものよりも緊迫感が違う気がする。緊迫差は人口に比例する。
また、一番の差異は何かといえば、東北が台風に苦しんでいるとき、日本で一番重要な首都は台風一過で、仙台に映るニュースがすべて「過去形」になっているのだ。「台風○○号は、~などの被害をもたらしまし《た》」とかいった具合である。こちらは「現在進行形」なのに「過去形」を用いるとはなんたる傲慢か。東北に対する差別は依然として残れり。
だけど、西日本出身の人にこういわれると何も言えなくなる。
「こっちの台風はかわいいもんだな~」
ごめんなさいでした。笑
(筆者の高校時代の雨の日は、男子校であったために1時間目の始まる前に皆がパンツ一丁になっていたが、大学で同じことをすると犯罪な気がするので、明日朝の過ごし方について悩む人(笑))
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