医大生・たきいです。

医大生的独言。

ドヤ顔を返す

2012-09-11 23:59:59 | 医大生的生活

大好きな昼寝スポットを奪われ意気消沈としております。明りの消えた回送列車がさらに無機質に感じられる。綺麗だと思ったんだけどな。医大生・たきいです。

バケガクの実習があった本日。試薬調製が本日の課題であるらしい。出席番号は奇数と偶数に分けられ、奇数のほうが楽らしいという噂を聞いて小さくガッツポーズ。作業の合間に書くレポートの文の写生作業が鬱陶で偶数の人に首を突っ込む。「調製した水酸化ナトリウムはポリエチレン製の容器で保存」と書いてある。これ、なじみのある記述な気がした。センター試験の化学の、5文列挙されたもののうちから正しいものを、あるいは誤っているものを一つ選べ問題で頻出のやつであったと記憶する。受験の時の記憶というものは、時に「身体の記憶」として変容するから恐ろしいものである。

「あー、ガラスは浸食されちゃうのだねなるほど」

と得意げになって発言する。するとすぐに

「水酸化ナトリウムそんなんあった?」

と返される。すぐさま返答されると自分の知識に自信が持てなくなる。大学受験期にはあったはずの知識への確信の類はすべて消え去っているのである。きっと筆者が間違っている。さらには医学部に現役で受かる才女がそういうのだから、筆者の勘違いなのである。お恥ずかしい。とりあえず「ごめんなさい」と謝る筆者である。さらに立て続けに

「それフッ素やない?」

とドヤ顔されて責められる。穴があったら入りたい。大人しく自分の作業へと集中しなおす。メスフラスコの標線こえてしまったから作り直しやで、とうなだれている彼女を見れば、すかさずバカにしてささやかな抵抗をする。やられっぱなしでは面白くない。すると、学生を見回っている先生がやってきて、水酸化ナトリウムにガラス使っちゃダメじゃないかとご立腹の様子である。すると先生、

「それね、浸食作用があるんですよ」

苦笑いするその彼女。思いっきりドヤ顔を浴びさせてやった。目には目を、歯には歯をである。なかなか爽快な気分である。

白旗を上げてくれたのか、手で顔を隠し目を合わせてくれなくなった(笑)




(筋肉痛が激しい人(笑))



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