ここは灼熱地獄かと思っていた栃木も神無月の声を聞く日も近いようで、夜になると滅法冷え込んできた。本格的な秋なのか。東北の男としては暑いよりも寒いほうが大助かりであるが、もう秋が来たとは驚愕である。大学から入学してまだ間もないような気もするが、ずいぶんと昔から大学に住み着いているような気もする何とも言えない中だるみの時期ではあるが、毎度のように時の移ろいにただただ驚くばかりである。もしや1年間という一見無限の如き時間空間もあっという間なのか。あな恐ろしや。医大生・たきいです。
遠征からの帰り道のこと。高速道路のサービスエリアでの休憩時間、前を歩く先輩たちが急に振り返ってその顔はみんな微笑んでいた。物珍しいものを見ればスマホを向けてカメラを起動するのが大学生のお決まりであるが、今回も無論例外ではなくスマホは頭上にあげられていた。その先には、虹が見えたのである。
虹が見えたからといって、「光の分散だ」とか反射的に言うのは興ざめである。かかる感動を、瞬時に科学によってそれを対象化するのはいかがなものか。二元論を持ち出す必要はあるのか。いっそ、主観的に虹をとらえて自己と近似してしまいたい。
それも今回はただの虹ではなくて、半円弧である。空いっぱいに虹は埋まる。なんと、広すぎてカメラには収まらなかったようである。そのことはよく知らないが、虹に関する言い伝えというのは多そうな気がする。ましてや今回はふつうは見られない巨大な半円弧の虹。そのご利益で恋でも叶わないかな(爆)
(暇な時間に浪人時代のブログを読み返してみたら、結構楽しかった人(笑))
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