親友の熊本の男の部屋に上り込んでパワプロくんに興ずるのが最近の唯一のことといってもいいほどの楽しみである。彼には「たきい」という選手も作ってもらった(笑)。ただし、操作がかなりへたくそな筆者である。特に守備。ゴロも何もかも後ろに抜けていく。そこで、アドバイスをもらった。
「お前に足りないパワプロの極意を教えてやる。」
「なんですかそれは」
「勇気をもって、ゆっくりいけ。以上」
なんだかわかるようなわからないような。医大生・たきいです。
さて、日も暮れたころ、漁師町出身の男とふたりですき家に行った。自転車で感じる風が涼しい。すると、見慣れない光景が目に入る。どうも様子がおかしい。大学構内にある高級レストランの隣の池をなぞるように天井の高いテントが設置されて、神々しい光が夜空を赤らめる。若者の宴にしては少々金がかかりすぎていると思ったら、案の定中にいたのは、スーツ姿のおじさんたちであった。なんとなく雰囲気が医者くさい気がした。表に掲げられてあった看板を見ると、製薬会社の名前とともに、「○○学会」と書いてあった。野外での立食パーティーといった雰囲気であった。掲げられていた旗があったのでその文字を読んでみると、「宇都宮餃子」とか書いてある。これはうらやましい。遠巻きにひもじくそれを眺めた。あの宴会の場所で医者同士が何やらしゃべっているのかもしれないが。どうも恐ろしい。業界の特殊事情とかあるんだろうか。
アクセスが悪いと筆者が確信している本学で学会をやるとは、医者も大変だ。宴会のみを楽しんでいた風のドクターたちもいたように見えたが、せっかく時間を作って学会を聴きに行っているのであるから、筆者としては国家資格を取ったら、かかる機会に赴いた際には勉学を怠ることのないようにしたいものなのである。いや、そうなるためには生まれ変わりが必要な気がしてきた。怠惰さから脱却するには相当な努力が必要になってくる。道のりは激しく遠い。
(高2の物理の時間に教卓の上にFridayを開いて置いておいたら没収されたことを化学の実習中に急に思い出した人(笑))
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