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碎啄同時

2008-06-30 21:53:32 | 教育論
今日(6月30日)の日経

 元阪神監督の吉田義男さんの 

  私の履歴書 9回裏でした。


 全く同感だと思い、

  同僚の先生に紹介したら

  皆さん興味を持たれ、

  熱心に読んでおられました。


 その同感だと思った箇所は次の通り;

  卵からヒナがかえるとき、

  殻を中からつつくのと、

  外から親鳥が援助して合わせるタイミングが大切だ。

  教え、教えられる人間の関係も同じではないか。

  これを、碎啄同時(そったくどうじ)というそうです。


   流石に国語の先生はご存知でした。

   四字熟語に弱い私に漢検を薦めて下さいましたが、

   京都検定の雪辱があるので、とお断りをしました。


 さて、講師と言っても、

  私の場合は、資格講座を担当することが多く、

  (例えば、通関士貿易実務検定英検など)

  その講座で合格を、100%合格を、狙うあまり

  「ヒナ鳥が卵の中から殻を破ろうとする」

   まで待ちきれず、

   ヒナ鳥が中から出ようとするタイミングを考えずに

  「外からコツコツつついてしまいます。」



   受講生が求めるもの、

   受講生が探しているものを見抜いて、

   その求めているもの、探しているものを

   タイミング良く提供しないといけないな、

   と感じた今日のコラムでした。

  
  吉田義男さん、1ヶ月有り難うございました。





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