こんな見出しまで載るようになりました。
就職氷河期の再来!
嫌なキーワードですね。
トヨタの減産のニュースが駆け巡り、
「非正社員の首切り」が始まってから
「内定取消し」まで早かったですね。
もっとも、
「新聞で貿易」の勉強会で、
定期的に新聞を読んで議論していると、
私達のような経済に縁のない素人でも
この傾向は春ごろから十分に予測できました。
ですから、
何で、一流企業が有効な手立てを講じず、
安易な労務対策で乗り切ろうとするのか
理解できないですね。
一番弱い非正社員や学生を苛めるくらいなら
正社員からやれよ!
と思っていたら、今朝の朝刊に
「ソニー1万6千人削減」がトップ記事でした。
内訳は
正社員 8千人
非正規社員 8千人
ということで、バランスを取り出したのかな・・・
しかし、雇用調整なんて
例え毒が入っていても安い餃子を輸入する。
儲かるなら嘘の原産地も平気で偽装する。
そんな体質と全く同じですよ!
企業の存立基盤は利潤の追求という
「アホの1つ覚えで」
従業員や人々を不幸のどん底に陥れている。
そんな企業は社会に必要とされない、
ということに気がつかない。
企業の社会的責任の欠如!
企業に品格がない!
などと言えるのは、
気楽な中年フリーターだからでしょうね。
そんな中で、
今日(12月10日)の産経新聞26面の
「内定取り消します」という記事で、
記事の最後の方に:
再就職活動中、
内定取消をした就職担当者と電話で話したら、
面接のアドバイス、
長所・短所を一生懸命考えてくれた。
2次、3次と選考が進むにつれ、
一緒になって喜んでくれた。
という下りがあって、少し安心しました。