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大卒内定率、「就職氷河期」下回る?

2010-11-17 10:03:22 | 就職&仕事
今年就職活動中の大学生をあまり知らないので
良くないとは聞いていたのですが
他人事とは思えないですね。

 私も第二次オイルショックのあおりで
 卒業式の前日に採用通知を貰ったという
 ギリギリの人生をその時から歩んできたので、
 
 捨てる企業もあれば拾ってくれる会社もあるし、
 まあ、諦めずに就職活動をするしかないですね。

 タイミングがよければ、運がよければ
 としか言いようがないですが・・・

景気が悪くなって、
企業がリストラしてるときなら、
給料の安い新入社員で補充もあったでしょうが、

 今は、使い物にならない大卒より
 バイトや派遣で実績のある即戦力の
 内部登用に切り替えた会社もあり

 そのせいか、
 私の周りの10代後半から30代前半の人が
 次から次に転職や就職を決めています。

 共通に言えることは、
 厳しい採用状況に接し、将来が不安で
 何かしなければならない、

 そんな強い思いから、色々聞いて調べて
 これをしようと決めて努力をしていました。

 それが、通関士だったり、貿易実務検定だったり  
 英検・TOEICだったり、中国語だったりすると、

 不思議なご縁でお付き合いが始まるのです。 
 
就職セミナーに行ったり、エントリーシートを送ったり、
転職斡旋会社に登録するだけでなく

 その会社の具体的な仕事をイメージして
 仕事に役立つ準備をされています。

 その行動力は凄いものがあります。

 これからは、中国語だと聞いて中国に留学。
 帰国して就職活動をしてみると、
 中国語だけでは職を見つけることが困難で

  貿易の知識が必要と気が付いて
  貿易実務検定の勉強をは始め、

  更に就職活動をしていると、
  この種の仕事には英語が必要と気がついて
  英語の勉強を開始

  そこそこ使えるかなと思ったら
  就職決まりました!

  尖閣列島の問題もあり、
  通学する時間もないくらい活躍中です。


今も昔も大学は学問をする場という言い訳で
就職活動の支援は手ぬるいものがあります。

 例えば、今年だけで
 大学に出入りしているという業者さんから

 先生のHPを拝見したのですが
 SPI(非言語)の講師をお願いできませんか?

 という問い合わせを2件頂いた。

 実態はヒドイモノデスネ!
 学生さんが可愛そう。

  通関士講座の講師をしていたときも
  そのようなことを感じていたけれど
  この分野はモット低レベル


そんな環境にもめげず、転職者に負けないように
自分の将来の仕事をしている姿をイメージして

 必要なスキルや知識を抜きだして
 準備されれば良いのではないだろうか?

 貿易がしたかったら、
 貿易実務検定通関士英語中国語に  
 走るのも一つの方法だけけれど

 アプローチの方法はいくつもあると思う。
 取引したい国について調べたり住んでみたり、
 扱いたい商品の作り方を調べたり使ってみたり、
 希望の会社の弱点を研究したり

 そんなことから入っていっても構わない。
 人それぞれスタイルがあると思うので
 
 自分に合った方法で
 将来の準備をされたらどうだろうか?

 諦めるな。
 頑張れ!!!

朝刊を読んで、何となく書いてみました。
学生諸君のご参考になれば幸いです。

  


コメント
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