道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

1/12お祝いランのスロージョグ10㎞(それだけで…)

2024-01-12 16:27:00 | 日記

朝起きてトイレを済ませ
いつもの食堂の指定席?に座ると同時に
LINEの着信音が鳴った

こんなに朝早く誰だろう?
また地震の速報ニュースか?
そう思ってLINEを開くと
隣室で寝ているカミさんからだった

僕が起きてきたので
LINEを送ってきたらしいのだが…



なんと!
グウタラ娘の出産直後の写メと動画だった!
元気そうな女の子…

え?いつ産んだ?

いつかなぁ?
昨日の夜中の1時くらいかな?

それって昨日じゃなくて今日じゃないか?

そんなカミさんとのやり取り
肝心なことというか
いつ誕生したのかそんな大事なことを
カミさんはいつも確認しなくて…

文字どおりマヌケだと…

それよりも大事なことは
グウタラ娘と赤ちゃんが
母子ともに無事でいることが何よりで…

実のところ
そろそろ出産予定だと聞いていたから
いまかいまかと内心は心待ちにしていて…

老いぼれジジイとしては
素直に嬉しくて…

本当はこの目で
赤ちゃんを見たいところだけど…


カミさんはやがていつものように
我が家にやってきた初孫くんに
グウタラ娘の赤ちゃんの写真を見せて…

コレ誰だかわかる?
○○ちゃん(グウタラ娘)の赤ちゃんだよ!

そう言ってはみるものの
初孫くんはピンと来なくて
へぇ〜と薄いリアクション

まぁ初孫くんにとっては
自分に特に影響があるわけじゃないから
しょうがないよなぁ

自分のイトコだと認識できるのは
もう少し先のことなんだろうなぁ








そんな初孫くんを園に送り届けたあと
小雨模様の中を走ろうか迷ったけど…

グウタラ娘に赤ちゃんが生まれたので
たとえ雨降りでも走ろうと…

雨雲レーダーじゃ少しは雨も上がるみたいで
お祝いランってことで…

こんなときだけ
妙にモチベーションが上がり切る
勘違いジジイだから…

この子をお供にして…




走り出しは雨が上がったところだったけど
すぐに小雨になって
やがてミゾレへと姿を変えるほど…

ウインドブレーカーに当たるミゾレの音が
パラパラとしばらく続いた

3キロ半ほど走った信号待ちの交差点で
旧知の知人のクルマが真横に…

こんな天気でも走ってるなんて
スゴいですね〜

いや今日はちょっと事情があってね…

いつもの○○町方面へは行かないんですか?

この天気だしね〜
今日は10キロぐらいで抑えとくよ…

そう言って手を振り
彼に別れを告げて再び走り始めた

たしかに…

普通ならこんな天候じゃ走らないんだけど
グウタラ娘に赤ちゃんが生まれたから
今日は何が何でも走って
お祝いランにしたいと…

だから
昨日と同じような坐骨神経痛の痛みでも
そんなに苦にはならずに…



もちろんタイムやペースは
坐骨神経痛だけじゃなく
ヒドい雨風の中だと期待できるはずもなく…

冷たい雨の中で
スマホのランニングアプリを操作するのに
かなり手こずったこともあって
こんなタイムになったけど…

実質的には昨日と同じ感じだと…

震えながら帰宅して
温かいシャワーを浴びることができて
やっと一息って感じ…

鼻風邪がヒドくならないよう
熱いシャワーで十分温まりながら…








走り終えてから
あらためて我が家の屋根瓦を確認すると…

たしかに
鬼瓦と棟瓦がズレてるのが
僕の目にもハッキリとわかった

慌てて知り合いの建築屋さんに連絡を取り
見てもらうと…

典型的な地震の被害で
近所だけでもかなりの件数になってると…

なので
工事依頼があり過ぎて
すぐに修復はできないけど
応急処置が必要ならすぐに段取りすると…

でも外から見ただけだと
応急処置も必要のない程度の被害らしく…

そのうち修復工事するけど
あと1〜2ヶ月くらいかかりそうな返答

修復に対する公的な補助金の有無を訊くと
制度としてはあるけど
対象案件があり過ぎて我が家程度の被害なら
ほとんど期待しない方がいいといわれ…

そうなんだろうなぁと妙に納得

同じ市内でももっと大きな被害もあるし
能登半島の全壊や半壊とかに比べると
わずかな瓦のズレなんか…

余震や大雪等で
これ以上被害が
大きくならないことを願いながら
旧知の建築屋さんに段取りを任せることに…



今日のところは
グウタラ娘に元気な女児が生まれたこと
それだけでもありがたいと思いながら
手を合わせて感謝したいと…

赤ちゃんの顔を見に
グウタラ娘の住む大都会へ行くのは
いつになるだろうか?

できるだけ早めに行って
よくやったと褒めてやりたい

たとえそれがありふれた
当たり前のことだろうと…

良いか悪いかは別にして
ポンコツジジイの血が
チャラ息子やグウタラ娘から
次の世代に受け継がれただけでも
生きていてこの上なくありがたい

チャラ息子やグウタラ娘だけじゃなく
新しい生命の孫くんたちには
この先失敗やら挫折やらいろいろと
待ち受けてるかもしれないけど…

失敗したり挫折したりすること自体が
生きてる証になるはず…

生きてるだけで
それだけでいいんだ

立派な人になんかならなくていい
ごく普通のありきたりの庶民でいいから
自分たちの血を脈々と繋いでくれれば…

それだけでいいんだ

それだけで…



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