(↑ 『ESSE (エッセ)』 2018年2月号よりお借りしました)
りんごを使ったスウィーツが大好きな私…『ESSE』2月号で紹介されていたケーキが簡単で美味しそうだったので、早速作ってみました。
読者公募から選ばれ、「ESSE賞」を受賞したレシピ、長野県の小林瞳さん作の「リンゴとクリチのミルフィーユケーキ」です。(わかりやすいように、記事タイトルを少し変えています。)
「断面が話題のスウィーツ、ガトーインビジブルを、自分好みの味にしてみました。ホットケーキミックスを使うことでまとまりがよくなり、失敗なしで簡単につくれます。家族や友人にも『リンゴたっぷりでおいしい』とほめられました。」との本人談です。
因みに、「ガトーインビジブル」とは、「オレンジページnet」によると、「見えないケーキ」という意味のフランスのお菓子で、「今年のスイーツ界の注目株」だそうで。なぜ「見えない」のかというと、「たっぷりの果物(または野菜)のスライス」+「ほんのちょっぴりの生地」=「生地が果物と一体化してほとんど見えなくなる」からだそうです。
一般的なりんごの「ガトーインビジブル」は、「フランスの林檎ケーキ ガトーインビジブル」(クリームチーズではなく、バターと牛乳を使う)や「りんごのガトーインビジブル 」(バターと生クリーム)などのようですね。りんごを他の果物に替えたり、りんごを入れた生地で他の果物を挟んだりと、いろいろアレンジが利くようですよ。前者のレシピの作者による「薄力粉と一緒にシナモンパウダーを入れたり」もよさそうですね。
著作権に抵触する恐れがあるため、材料の分量を割愛して、レシピを紹介します。
-------------------------------------------------
<材料>(18×18×高さ6cmのスクエア型1台分)
ホットケーキミックス
リンゴ(あれば紅玉)
クリームチーズ(室温に戻す)
砂糖
卵
レモンの絞り汁
<作り方>
1.リンゴは芯を除いて4等分し、紅玉は皮つきのまま、それ以外の品種は皮をむいて
縦2~3mm厚さの薄切りにする。
2.ボウルにクリームチーズを入れて泡立て器でなめらかになるまで混ぜ、
砂糖・卵・レモン汁の順に加えてその都度混ぜ合わせる。
3.2にホットケーキミックスを加えて混ぜ、1の3個分を加えてゴムベラで混ぜ合わせる。
4.型にクッキングシートを敷き、3を流し入れ、残りの1を少しずつずらしながら3列に
並べてのせる。
160℃に予熱したオーブンで1時間~1時間10分ほど焼く。
型のまま冷まし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてからいただく。
-------------------------------------------------
同じ大きさの型がないので、21×11×7cmのパウンドケーキ型を使いました。容積を計算して、材料の分量を8割にしました。焼き時間も少し減らし、160℃で50分ほど焼きました。型の大きさや材質・オーブンの大きさや性能によって、焼き時間や温度は調節してください。
紅玉を皮ごと使ったので、ほんのりピンク色になってきれいですね。
ところどころ生地に気泡が入ってしまいました。生地が少ないので、入りやすいのでしょうか。焼く前に、型を台にトントンと打ちつけて空気抜きをしたらよかったかな?
紅玉とクリームチーズの酸味がよくマッチして、甘さ控えめで美味しいです。りんごの酸味と歯ごたえがポイントだと思うので、ぜひ紅玉を使っていただきたいです。でも、最近は紅玉が以前より手に入りにくくなりましたね。今回も3ヶ所のスーパーを回り、ようやく最後のスーパーでゲットした次第です。
レシピにあるように、少し冷やした方が美味しいです。
材料を順に混ぜるだけの超簡単なレシピなのに、見た目も味もよいお菓子です。洋梨バージョンやブルーベリーを挟むバージョンなど、アレンジ版にチャレンジしたいと思います。みなさまもぜひお試しあれ!
ごちそうさまでした(#^.^#)