キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

『honokaa boy』

2009-03-18 22:33:35 | 映画


 公式サイト

 ウチのツレアイはリタイアしたらニュージーランドに住みたい、なんて言ってます。
 私は海外なんて面倒臭そうでパス、です。

でも、唯一ハワイなら外国でも、私の苦手な暑い国でも 住んでもいいかな、いや、住みたいな、と思います。
 観光スポットとかお買いもの関係のことは疎くて分からないのですが 島の持つゆったりとした雰囲気と島の人たちのやさしさがとても心地よいと思うです。

 そんな私に魅力的な映画がやってきました。

 他人との距離がうまくとれないレオは恋人にフラれ、ハワイ島の小さな町ホノカアにやってきて 小さな映画館の映画技師助手として働き始める。
 そこで、いたずら好きで料理の上手な老女ビーさんと出会う。
「明日からうちにご飯を食べにいらしゃい。」というビーさんの言葉に甘え、レオは毎日ビーさんの家でご飯を御馳走になり始める。
 レオに晩御飯を振る舞うことはビーさんにとっても楽しい時間となっていく。

 ある日、レオは魅力的な女の子マライアと出会い恋をしてしまう。
そのことがレオとビーさんの微妙な関係にも変化を与えて事件は起きてしまう・・・

 年取った日系人ばかりの街・・・みんな個性的でやさしくて魅力的でした。
みんな大好き!と言いたくなりました。

 俳優陣も豪華です。
主人公のレオ役の岡田将生クンは『天然コケッコー』でカッコ良い役をやってたかなあ、くらいの印象しかありませんが、 ほんのチョイ役で蒼井優ちゃんや深津絵里さんが出てたり なんといっても倍賞千恵子さんにつきます
 倍賞さんって『ハウルの動く城』でソフィーの声をやった時から 年齢なんて関係なく役をやれるすごい人なんだ、と思いましたが 今回もすごかったです。

 洋品店の前で佇み思い切ってきれいな洋服を買い少女のようにレオの前で恥じらうビーさん、とってもチャーミングでした。

 重くなりがちな年老いていく人生や別れの場面も自然と一体化していったようにやさしく描かれています。

 絶対に原作を読みたいと思います。(実話がベースらしいです。)

それにしても悔しいのは こんなにいい映画なのに映画館での扱いが軽くて たった58席しかないお部屋での上映でした。(もちろん満席になっていました。)
 もっと広いスペースで上映すればいいのにねえ~
コメント (4)
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