
暑い夏はエアコンの効いたお部屋でゆったりと気軽に読める本を読んで過ごすのが一番!と思って本屋さんで適当に本を選んできました。
神永学『心霊探偵八雲』と道尾秀介『向日葵の咲かない夏』です。
見事に久し振りのヒットとハズレという両極を2冊選んでました。

まず『向日葵の咲かない夏』ですが 帯に「このミステリーがすごい!2009年度作家別投票第一位」と書かれていて「その実力を存分に感じてください。」なんて書いてあります。

きっとおもしろいに違いない、と思っていたのですが 読み進めていくとどんどんテンションが下がってきました。

これは完璧に趣味の問題なので きっと好きな人がたくさんいらっしゃるのでしょうが私はダメでした。

詳しい内容には触れないでおきますが 話が進むにつれどんどん不愉快な気持ちになり いくら作家別人気投票第一位でもこの作者の別の本を読もうとは思いませんでした。
次に『心霊探偵八雲』の方ですが こちらは何気なく手に取ってみたのですが私のツボにはまりました。

ストーリーというより登場人物がみんな魅力的な人ばかりです。(悪役すら魅力があります。)
ヒロインの女子大生晴香は過去につらい痛みを持ってはいるが明るく素直な性格。 彼女が友人が幽霊騒動に巻きこまれてしまったので 幽霊が見えるという大学生八雲を尋ねていくところから話が始まります。
とにかくあっという間に読んでしまい、昨日残りの本もまとめ買いしてきて、すべて読破してしまいました。


次の作品が楽しみです。
