キュートなバアサンになるために

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『おちゃっぴい』宇佐江真理

2011-01-14 23:29:04 | 読書

 初めて宇佐江さんの小説を読んだ時 藤沢周平さんの雰囲気によく似ているな、と思いました。 もっというと山本周五郎さんの雰囲気にも近い・・・とか。

 この『おちゃっぴい』は宇佐江さんの初期の作品とのことですが 江戸の市井に生きる人々を暖かな目で描いています。

 表題作は素直になれない少女の繊細な心の動きが表わされています。

他の作品も作者のやさしいまなざしが感じられます。
江戸の人情話のお好きな方にはおすすめの作品です。
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