上の息子はあちこちで活躍を祈られ続けました。
『活躍を祈る』っていいことじゃないの?と言葉だけ聞くと思うのですが 実は就職試験で断られる時の文面の常套句で「残念ながら・・・」で始まり 最後が「あなた様の今後のご活躍をお祈りいたします。」で終わっているのです。
息子はここ2年半どれだけあちこちから「活躍」祈られたことでしょう。
本人が希望していた進路はどうやらご縁がなかったらしく、2年連続で試験に落ちてしまったため ふてくされたり気弱になったりの繰り返しをしていました。
こんな時、親がいろいろアドバイスをしてもダメなんですね~
そんな時、大学時代の友人からちょっとしたアドバイスをもらった息子、今までとは違った考え方で採用試験を受けました。
その結果 やっと内定をいただくことができました
なのに 受かった途端、やっぱり向いてないかも・・・とグズグズ言い始め 必要書類を提出するのをずっとためらっていました。
ツレアイと私は随分ハラハラしたのですが ここで無理矢理就職させても うまくいかなかった時「お父さんとお母さんが無理に行かせたから。」なんて言われるもの嫌なので彼の決断をじっと待ちました。
ここでも息子の信頼している先輩が ちょっとしたことを言ってくださったそうで 息子もやっとご縁のあった会社にお世話になる覚悟ができたみたいです。
本当に長い時間がかかりましたが ちょっとほっとしました。
あとは せっかく受かった、と思っていた会社から内定の取消しの連絡が来ないように祈るのみです
それにしても親業って根性が必要です。
(それはこんな息子を持つ我が家だけのことかしら・・・)