あの日からもう一年

　先週あたりからテレビでは昨年の東日本大震災のことを取り上げる番組がたくさん放映されています。
　あの日から今日で一年経ってしまったのですね。

　一年前の今日、私は仕事に出ていました。
この時期は仕事が忙しく、遅めの昼食を食べて職場に戻ったのが１４時過ぎ。
食事時間が遅かったのでおなかが空いていて　たくさん食べて職場に戻ったので食べ過ぎちゃったな、なんて思いながら仕事を再開したちょっとあとであの地震が起きました。
　ビルの中にいてかなり大きな揺れが長く続き、怖いというよりおなかがいっぱいだったので気持ち悪い、吐きそう、と思ったことを覚えています。

　それから、ビルの管理者の方からビルを出るように言われ、歩いて帰宅しました。
歩きながら「今日は１１日『わんわんの日』でスタンプ２倍の日だから途中でペットショップに行ってココアのご飯を買わなくちゃ。」なんて考えていました。（もちろんお店は閉店していました。）

　その時点では　あまり情報がなかったので　どれだけ大変な事態だったか分かっていませんでした。
　いや、その後数日間は　地震が大きかったこと、津波で大変な被害が出たことが現実として実感できていませんでした。

　ある程度時間が経って落ち着いてから今回の震災の恐ろしさが分かったきました。

そして、その恐ろしさ、悲惨さが今までずっと続いているのです。

　まさかこんなことになるとは・・・
非力な私は亡くなった方たちのご冥福をお祈りすることぐらいしかできません。

　でも、忘れないでいようと思います。
そして、後世に伝えていかなければ、と思っています。

　関東大震災に遭った祖母がその時のことを何度も私に話してくれたように。