
前作から少し時間が経っていて登場人物の関係をよく覚えていなかったので前作も読み直しながら読み進めました。
江戸の将軍の末娘のゆめ姫は不思議な能力があった。 夢の中でこの世に未練を残して亡くなった人たちの思いを知ることができるのだ。
ゆめ姫は婚約者から「もう少しおとなになるまで結婚を待つ」と言われたことにショックを受け すっかりふさぎ込んでしまう。
姫のことを案ずるお側用人の家に留まり市井の生活をすることになった姫は 持ち込まれる様々な謎を解いていく。
婚約者のことも気にしつつ『じい』の次男信二郎にも心を惹かれていく・・・・
まだ2巻目なので 話の大きな展開はありません。
今は伏線がいろいろ張り巡らされているところだと思います。
これからお話は徳川家を狙う存在がはっきりと現れてくることでしょう。
姫の冒険にもうしばらく付き合っていこうと思います。
それにしても 前作の内容を忘れる前に新刊が読みたいです。