
以前読んで おもしろかった本の続編です。
1巻はどちらかというと ありそうもない少女マンガっぽい話でした。
故郷の両親から早く結婚するようにせかされ 無理やりお見合いをさせられそうになった美容師の咲は東京で暮らすために結婚をしようと職場近くの結婚相談所に駆け込んだ。
そこで やはり事情があってとりあえず結婚したがっていた相談員の怜司と契約結婚をした、というのが前作。
結婚するまでは 都合上だけの結婚だったが いろいろな問題をふたりで乗り越えていくうちに ふたりの間には『家族』という感情が生まれてくる。
そんなふたりの前に現れた次の問題は『結婚式』。
今どき結婚式なんてしなくても、とは思うのですが 玲司の義理の父は厳格な性格できちんとお披露目することが結婚するにあたって必要と信じている。
母の連れ子である玲司はそんな義父に強く反対意見を言うことができない。 そんな彼に咲は「私は家族ではないんですか!」と言ってしまう。
そして玲司は自分が咲を愛していることに気づく。
第一巻があり得ないような話で楽しく読めましたが 第二巻はなんとなく どこかにありそうな話になってきました。 そういえば結婚式ってなんだかんだで揉めました、我が家の場合。
多くの人が右往左往するのではないでしょうか?
お互いにまったく関心のない相手との結婚でしたが 一緒に暮らし、相手のことを深く知るようになり愛情が生まれたふたり、これからふたりはどんな夫婦になっていくのでしょう?
結婚なんて 人それぞれ、当事者が楽しく暮らせればそれが『幸せな結婚』ってことなのでしょうか。