何年か前になるのですが 山のお仲間から「美ヶ原の王が頭ホテルは一生に一度は泊まった方がいいよ。」と言われていました。 去年クラブツーリズムのツアーで美ヶ原には訪れていました。
たしかに素晴らしい所でこれは本当に泊まってみたい、と思いました。
そこでツレアイに美ヶ原の王が頭ホテルに泊まりたい、と話したところ 長野県に行くのなら小布施に行きたいとツレアイが言ったので じゃあ両方を回ろう、と軽い気持ちで決めました。
しかし、長野市に近い小布施と美ヶ原のある松本市って結構距離が離れていたんです!!
問題は移動方法。 今回は自家用車での旅となります。 今までならツレアイが運転してくれていたのですが「こんな長距離をひとりで運転するのは大変だ。」と言い出し 私も運転することになりました。
しかもいきなり高速道路
自宅近くしか運転してない私が高速道路 無理でしょう
でも仕方なく運転しました。
まず向かったのは小布施。
私が観たかったのは葛飾北斎の八方睨みの鳳凰の天井画。 ツレアイはツレアイの母が好きだった小布施の栗の缶詰が欲しかったようです。
なんとか交代で運転しながら小布施に到着したのは11時ごろ。
きっとお昼は混むと思ったのでまず腹ごしらえ。
竹風堂の栗おこわの入った『山里定食』をいただきました。 ツレアイはこれに鮎とりんごジュースがセットになった『山家定食』にトライ。
おなかがいっぱいなったところで北斎館へ。
北斎館の次はおみやげ購入。
こちらでは今の季節『朱雀』という栗を使ったお菓子が有名らしいのですが なんと予約制。
残念ながら食べられませんでしたがお持ち帰りで『モンブラン』を買いました。
その美味しさと言ったら・・・ 栗好きとしては最高でした
そしていよいよ『八方睨みの鳳凰』のある岩松院へ。
お寺自体は京都や奈良にあるようなお寺よりは地味なイメージのお寺ですが 天井絵は北斎が描いてから一度も修復作業などしていない立派なものでした。
ガイドブックを見たら 北信最古と言われるお寺があると書かれていたので そちらにも足を伸ばしました。
この写真では分かりづらいのですが仁王門の奥の階段はきっと昔から変わっていないだろうと思われるまるで山道みたいな石段でした。
こちらの浄光寺は室町時代を代表する建物で国の重要文化財になっているそうです。 そして有名なパワースポットとのことでした。
午後2時には小布施を出発。 松本市に向かいました。