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『唐松岳』春から始める登山教室第5回

2018-08-11 22:02:41 | 『山姥』と書いて『山ガール』と読む
                 
 8月9日、台風の影響を心配しつつ北アルプス唐松岳に向け出発しました。
長野まで新幹線を使いバスで白馬八方へ。そしてケーブルカーとリフトを2回乗り継ぎ観光客と同じルートを歩き始め八方池山荘、第一ケルン、第二ケルンを越え、八方池へ。
しかし、ずっと深い霧の中。
 ゴンドラに乗ってもリフトに乗っても何~にも見えません。
                   
 ここまで来てしまったら あとは「とりあえず雨が降らなきゃいいですよね?」と他の参加者の方たちと話しあいながら黙々と山を登りました。

 ガレた山道を進んだあとは樹林帯に。 樹林帯が終わったら再びガレ場へ。 ツアー登山だから仕方ないのですが 私はみんなのペースについていけません。
無理してついて行ってたら右足ふくらはぎが攣ってしまいました。 添乗員さんと講師の先生のサポーターをお借りしてヨレヨレになりながら歩き続けました。
 途中の雪渓で添乗員さんが雪を袋に入れて持ってきてくださり足を冷やしました。
雪渓を見ると ああ高い山に来たんだなあ、と実感します。
                 

 唐松岳に出発する前にネットでルートについて調べていたのですが ロープのある場所があり反対側が切り立った崖でそこが一番の難所、と言われていたのですが・・・
先月唐松岳頂上山荘に向かう迂回路が崩落してしまい 山荘に行くためには両側が切り立った崖の稜線歩きをしなければいけなくなっていました。 ここが一番の難所。
 まわりは何も見えない状態だし 足は攣るし・・・

 もうヨレヨレの山行になってしまいました。
しかし、山荘は今まで行った山荘の中では一番雰囲気が良かったというか・・・喫茶室があり 温かい飲み物、ケーキなどがありました。残念ながらケーキは売り切れでしたがココアをいただくことができて ちょっとほっとしました。
                     
 晩ごはんも山小屋としては豪華な方じゃないでしょうか? おいしくいただきました。
                      
 翌朝は4時起床、暗いうちに唐松岳の山頂へ。 もちろんご来光を見るためだったのですが・・・
なにしろ 前日があの天気ですから・・・・
                       
 やっぱり山頂はこんな感じでした。 本当なら360°の展望がウリの山なのですが・・・
 それでも日は登ります。 日の出もこんな感じ。
                 
 でも二日目、少しは景色を見ることができました。
          
 雲に隠れてる山は多分五竜岳だと思うのですが・・・・
   
 朝6時半に山荘を出発。
 霧だらけの山行でしたが ちょっとした瞬間に後立山連峰を見ることができました。
                  
 私は歩くのがやっとだったので写真を撮ることはできなかったのですが 実はこの山、たくさんの高山植物を見ることができました。
 やっとの思いで撮ったのが かわいいコマクサです。
                     
 毎回お話ししていますが 私はそこまで登山が好きなわけではないのです。 でも、頂上から景色を見ると それまでの大変さを忘れてしまいます。
しかし、こんなに毎回足が攣るのはどうしたもんでしょうねえ~
                 

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