体調は相変わらず絶不調の私です。体はだるいし咳はひどいし・・・
外に出る気力も体力もない私、一日中ベッドで休みつつ本を読んで過ごしました。
こんな時に読みたくなるのは元気になれそうな本。
今回読んだ本、『僕とおじいちゃんと魔法の塔』です。
この本、実は『チャレンジキッズ5年生』に連載されていたものです。
つまりは児童文学なんです。
子ども向けの本だからって作者が手を抜いているわけはなく 作者は子どもたちに自分の思いを直球で投げかけているので その分メッセージがストレートに伝わってきます。
この本は1巻で完結の予定だったそうで 1巻は小学生の龍神が家族との生活に違和感を感じ始め 亡くなった祖父が生前暮らしていた塔に導かれ祖父との出会いによって成長し、家族から自立していく物語です。
その後 急きょ続編を書くことになり 作者は2巻目以降、龍神と親友の信久を高校生にしました。
2巻目からは龍神の世界も拡がり 新しい仲間が増えていき彼の視野もどんどん拡がっていきます。
このシリーズと『東京バンドワゴン』シリーズには共通点があって それはそんな人はいないだろう!と突っ込みたくなるくらいすべてを持った完璧な人間が登場することです。
これはちょっとねえ、と思うことはありましたが それでも龍神たちの成長を応援していきたくなります。
大切なのはまわりがどうのこうの、ということではなく 自分がどうあるのか、ということ・・・
すべてを欲張るのではなく ありのままの自分を受け入れること、感動する心を大切にすること・・・おじいちゃんを通し 作者は子どもたちにやさしく語りかけています。
ちなみにこのシリーズ第4巻まで文庫化されています。
明日あたり第4巻も自宅に届くと思います。 たのしみだなあ~