キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

『きいろいゾウ』

2013-02-11 23:24:12 | 映画
公式サイト
出会ってすぐに結婚したツマとムコ。
お互いの秘密を知らないままに一緒に暮らし始めた。
 一緒に暮らしながらふたりはお互いへの思いを深めていく・・・

 宮あおいちゃんのファンなので観たいな、と思っていた映画です。
スクリーンの中の彼女はいつもとてもチャーミングです。
 どんな役をやっても彼女の透明感のある魅力が発揮されています。
この作品も純粋で危うく自然体のツマがいました。

 人は時間をかけて本物の夫婦になっていくのですね。

この映画には3組の夫婦が登場します。
 それぞれの夫婦の紡ぐ時間は彼らにとっての宝物でした。

 背中の鳥のタトゥから解放されたムコ、木や動物たちと話せたツマはかけがえのない存在のムコに気づいた時
木や動物と話せなくなります。 でも、大丈夫、一番大切な人を得たのですから・・・

 それにしても この映画で一番うれしかったのは 大好きな木村充揮さんがワンシーンですが出演して
あの『天使のダミ声』を聞かせてくれたこと

 不思議な暖かさを持った映画です。

原作は多分若い世代の人たちに人気のようで 私の職場の20代の同僚も原作が好き、って言ってました。

・・・読んでみようかな・・・
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『和菓子のアン』坂木司

2013-02-10 23:21:33 | 読書

 久しぶりに楽しく本を読みました。
私の好きな坂木司さんの『和菓子のアン』。
2011年度の「心に残った本ランキング」の1位だそうです。

 高校を卒業した梅本杏子は 大学に進学するほど勉強が好きなわけではなく 専門学校に行くほどやりたいこともはっきりせず
かといって就職する覚悟もなく・・・
 このままだとニートになってしまう、と焦った彼女は 偶然入ったデパートの地下で和菓子屋のアルバイト店員になる。

この物語は彼女がアルバイトを始めた5月から約1年間の出来事、人との出会い、ほのぼのとしたミステリーが描かれています。

 アルバイト先では 店長の椿、同僚のバイト店員の桜井さん、そして職人希望のイケメン店員立花とのやりとり、
お客さんたちとのふれあいは彼女に喜びと自信を与えてくれます。

 坂木さんの作品は読むと心がほっこりしてきます。

主人公の杏子は 太めの外見にコンプレックスを持ちつつも元気に素直にひたむきに生きていきます。

 杏子に励まされる物語です。

うれしいことに続編が出るそうです。

イケメンだけど乙女な立花と杏子の関係に興味津々です。
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スプリングコート

2013-02-08 23:11:51 | おしゃれ

 先日ちょっと暖かな日があったものの まだまだ寒い日が続いています。

立春を過ぎてからの方が寒さが厳しいと感じるのですが 街のお店のショーウインドウは そろそろ春物で飾られています。

 そんな春物に誘われてshop DADAを覗いたら かわいいチュニックがありました。 でも、これ、いつ着るのかな?と考えると
買う勇気が出ませんでした。
 次に心を惹かれたのが オフホワイトのスプリングコート。

春を感じられるお洋服だな、なんて眺めてたら お店の人に色違いのブルーを勧められました。

 春なら淡い色が春らしい、と思っていたのですが体に当ててみると なるほどブルーの方が自分には似合っているように思えました。

だけど スプリングコートって着る期間が短いおしゃれアイテムです、ちょっともったいないなあ~と・・・
しかも、花粉をはじくスプリングコートを持ってるし・・・と思ったのですが 毎年「ちょっとした時」に着るものがなくて困っていたので 丁度良い
機会かな、と思って買ってしまいました

 少しAライン気味のシンプルなデザインの麻のコートです。

このコートのちょっぴりのこだわりが 裏地です。 

 分かりづらいのですが 首のところだけなのですがレース地が使われています。
裏地全部だともっとかわいいのですけど。

 ストーブのついた家の中でこれを着て ひっそり春を待つ今日この頃です。
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ノンシリコンシャンプー

2013-02-07 23:15:26 | 美容

 最近よくテレビで宣伝している『ノンシリコンシャンプー』というのが気になっていました。

 この前美容院に行った時に美容師さんに尋ねてみました。

シリコンが入っていないことで地肌をきれいにすることができるのだそうです。
そうすると そのあとのトリートメント剤などが入りやすくなるのだそうです。

 へえ~そうなんだ・・・とちょっと欲しくなりました。

 丁度いつも使っていたシャンプーを売っているお店が改装でしばらく休業してしまったので 別のシャンプーを
探していました。

 ノンシリコンシャンプーっていろいろなメーカーが出しているんですね~

迷っていたら・・・例によって『限定・・・』の文字が・・・

 限定ならば今買わなくちゃね、というわけでこちらを買ってきました。

品名はレヴールなのですが 香りが限定の生花の香りだそうです。

きっと良い香りに違いない、と思って買ってきたのですが これは好き嫌いが分かれると思います。

 本当に生花っぽい強い香りなんです。
好きな人は好きかもしれないけど 私にはちょっと香りがきつ過ぎました

 ただ、使い心地はとても気に入りました。
髪の汚れがすごくすっきり取れた感じがしました。

 ノンシリコンシャンプー、いいかもしれません。

でも、次回はもっと香りを抑えたものを買いたいです
 
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市川団十郎さんご逝去

2013-02-05 21:59:53 | 雑感
 昨年末、中村勘三郎さんの訃報に ショックを受けました。
そして また・・・
 市川団十郎さんが・・・

 勘三郎さんよりは年上、とはいうもののまだまだ活躍されるものと思っていました。

私がまだ学生だった頃、同級生に当時は海老蔵を名乗っていらした団十郎さんのファンがいて いろんな話を聞かされたことを思い出しました。

 私にとって団十郎さんといえば 宮尾登美子さんの小説『きのね』です。
これは 昔、朝日新聞に連載され、夢中で読んだ小説なのですが モデルが先代の団十郎さんと奥様の物語でした。
 どこが本当の話でどこがフィクションなのか分かりませんが 本当にドラマティックな話です。
この物語の中に出てくるのが若き日の現団十郎さんで 早くに後ろ盾である父を亡くされたご苦労が書かれていたと思います。

この小説『きのね』、ぜひ読んでみてください。

 今年の春には 新しい歌舞伎座が完成するというのに・・・
大看板が相次いでこんなことになってしまい 本当にさびしいです。

 団十郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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3人と一匹の節分

2013-02-03 23:36:46 | 雑感


 ふと気づくともう2月に入っていました

そして、今日は節分でした。
「節」を「分ける」んです。
ひょっとして暦の上では明日から『春』になるのでしょうか?
 
 たしかに昨日、今日とかなり暖かく過ごし易かったです。
でも、例年だと2月、3月が一年で一番寒いのですが・・・
 今年はどうなるでしょうか・・・

今年はひさしぶりにツレアイが自宅にいる節分です。

豆を撒いて、と頼んだら「やっといて。」と言われちゃいました
 仕方なく私ひとりで静かに豆を撒きました。
息子たちがいたら はりきって撒いてくれるのですが・・・

 それから・・・

恵方巻きを出したら「これ、切ってふたりで分けて食べようよ。」なんて言いました。

 そんなことしたら丸かぶり寿司にならないじゃありませんか
「昔はこんな習慣なんかなかったじゃない?」と言い出しました。
まあ・・・たしかにそうね・・・

 そこへ息子が戻ってきて いつもの節分に戻りました
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寺山修司『白夜』

2013-02-02 23:37:05 | お出かけ

たまたま届いたメールに寺山修司の初期の戯曲の上演のお知らせが届きました。

 いつもなら無視してしまうところでしたが たまたま連続上演の第一作目の演出が演劇実験室万有引力の小林桂太さんだったので
ちょっと観てみたくなりました。
 小林さんは以前万有引力の公演ボランティアをしていた時に私たち裏方の面倒を見てくださった方で 万有引力の主要俳優さんです。

 その小林さんが寺山作品を演出されるというので興味が湧いてきました。

それに劇場も私としては行き易い場所だったので・・・


中野にある中野MOMOという小劇場でした。

 90席ほどの客席は20代から60代までのお客さんで満員でした。
20代のお客さんは出演者の関係者っぽい感じでした。
60代のお客さんは寺山ファンかしら?

 北の果ての小さな旅館に妻?恋人を探して5年間旅をしている男がやってくる。
彼は「ユミコを知りませんか?」と旅館の従業員たちに聞いて回り 旅館の主にユミコを探すことになった経緯について
話し始めた。 旅館の人たちは何かを隠しているようだが・・・

 今まで知っている寺山作品と随分印象が違っていました。

何が何だかわからないうちに話がどんどん進んでいく感じが寺山作品、と思っていたのですが これは すんなり、というか
純粋に劇のストーリーを楽しみました。
 どうしてだろう? 劇団の解釈かなあ?
なんて思ったのですが この作品は1962年に文学座のために書き下ろされた作品だそうです。
・・・納得でした

時間とお金が許せば全作品とも観てみたいです。
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