Google:BigDaddy

2006年10月20日 | 人生はマーケティングもある。
googleの最近の動きについて、記事を和訳しましたので、掲載します。
翻訳下手の部分はご容赦下さい。

[ここから]
GoogleのBigDaddyと名づけられた、新しいアルゴリズムは、基本的には従来どおり被リンク数を数えることによって、Websitesの人気について計算しています。被リンク元は、そのサイトとは関係ないページに置かれたリンクです。 より多くの被リンクを持ったwebページがGoogleの検索結果でより上位に表示されるのはご存知の通りです。
Googleは現在、スパミングや、リンク集(Link Farms:リンクだけからなるページ)の影響を避けるために「インターネットご近所さんの善悪"good and bad Internet neighborhoods"」の品質を評価しています。 すべての被リンクが等しく扱われるというわけではありません。 これにより、いくつかのインターネットの特性(無意味なSEOや、不愉快な検索結果)が避けられます。「悪い」Websitesからのリンクは総合的なスコアにネガティブに働きます。

1999年以来私(原文の著者)がまめにモニターしているすべての154のキーワードの検索結果は劇的に変化しています。 そこに共通に見られる傾向は一つ: MySpace からの被リンクが多いほど、そのサイトはより上の検索結果に置かれるということです。

言い換えれば: Website Aに700の異なったWebsites、ウェブサイトBにも700個の被リンクがあるとして、サイトBがMySpaceから700個の被リンクをもっていれば、検索結果で、より高く格付けされてしまうということです。 Website AとのBの PageRankが同じであっても、これは有効です。
また Website Aの被リンクが、いかにMyspace以外の「良いインターネットご近所さん」とかの「良いサイト」からのものであっても、これは有効です。 MySpaceからの被リンクは他のあらゆるカテゴリに対しての切り札となります。

「Google検索結果はティーンにハイジャックされた」Ad Innovatorから


原文はこちら

雷鳥48号:福井のかにめし弁当:車内販売員

2006年10月17日 | 小説:人生はコーヒールンバだな
列車は暗闇を突き進んでいく。

都会に住む私にとって、まさにそういう表現がぴったりの車窓である。
遠くに見える街灯の青白い点々の流れと、ゆらゆらと身体を揺らす左右の力で、この列車が走っていることが感じられる。

鉄橋を渡る音、トンネルを進む音。雷鳥48号は終点大阪に向けて愚直に枕木の数を高速で数えている。

車内販売の案内のアナウンスがある。少し甲高い若い女性の声だ。沿線のお土産、お弁当、ビールにチューハイ、アイスクリームにコーヒー・・・。車内販売は走るコンビニエンスストアだ。

しばらくして、彼女が席の近くまでやってくる。ショートカットで黒い大きな目が印象的な女性だ。

「お腹がすいたな。お弁当は何があるの?」と私。

「幕の内弁当と、マス寿司、海老寿司、かにめしがあります。」

「あぁ、久しぶりに福井のかにめしをもらおうか。」

「はい、ありがとうございます。こちらの かにめしは、越前かにめしと申しまして、日本海の冬の珍味、ずわいがにの雌の赤肉・卵巣・味噌などの内蔵をほぐして炊き込んだごはんに、かにの足や肩の肉をあしらった日本海の風味満点のおべんとうです。容器のまま電子レンジで1~2分暖めていただいたり、チャーハンや雑炊にしていただきますと、さらにおいしくお召し上がりいただけます。」

「そう、、じゃあ少し暖めてもらおうかな。」

「はい、しばらくお待ちください。」

彼女はワゴンの下部にビルドインされた電子レンジに かにめしをほおりこんで、タイマーを1分にあわせる。

「お飲み物はいかがですか?」

「じゃ、チュハイを。」

「はい、チュウハイですね。キリンの氷結レモンになります。でも、これ、ベースはウォッッカなんですよねえ。厳密にはチュウハイじゃないです。ウォッカベースは昔サントリーがタコハイっていう名前で売ってました。でも、缶のここにもCHU-HIって書いてますから、チュウハイって言って売ってますけど、こちらでよいですか?。」

「ああ、いいよ。」と苦笑しながら応える私。

「おつまみはいかがですか?」

「つまみは、さっき小松の駅で買った あまえび入りかまぼこがあるからいいよ。」

「はい、そうですか。」彼女は私の答えが自分にとって良い結果なのか、悪い結果なのかまったく頓着しない風に機械的に応える。

ち~ん、という音と共に電子レンジの庫内灯が消える。

「お客様、随分前に かにめし駅弁をお買い求めになられたことがありましたね。」

「あぁ、そうだ、あれは会社に入った年のことだったろうか。福井駅でかにめしを買って、越美北線に乗って大野まで行ったんだ。あのときの かにめしは、飯にしっかりと卵のつぶつぶが混ざっていて本当に美味しかった。あの日、越前大野駅の駅長室でその晩の宿を世話してもらった。そこは古いそして静かな旅館だったな。」

「お客様はお一人でしたね。」

「そう、気ままな一人旅だった。」

ここで、私は不思議に思う、そして彼女に聞く。

「え?どうしてそんなことをあなたが知っているの?」

「はい、私はあの時あなたに食べられた"かにめしの精"でございますぅ。」

ボンッ!と白い煙が立ち上がり、彼女は"かにめしの精"に変身する。
ショートカットだった頭には、越前蟹のかぶりものが乗っていた。


雷鳥48号は北陸トンネルの漆黒を突き進んでいる。
私はすっかりと眠りについていたのであった。

地下路線の出口:大阪:阪神本線:野田駅

2006年10月15日 | 地下路線の出口
阪神電車本線は、ずいぶんと昔から梅田終点も三宮終点も地下駅です。私の知るかぎり45年前くらいですが。梅田駅と元町駅の地下化については、wikiPediaを参照ください。

写真は、福島地下駅を出て地下路線を緩やかに上ってくる電車です。この福島駅は1993年(平成5年)9月5日に地下駅になって、国道2号線の下を走るようになりました。

この国道2号線の下には、平行してJR東西線が走っています。トンネルの先に見えているのが大阪駅前第三ビル、大阪の高層ビルとしてはもっとも早く立ったビルの一つです。

かく言う私は月金は毎日このトンネルに吸い込まれて仕事場に向かっています。

大きな写真はこちら


KIRIN 富士山麓 樽熟50°

2006年10月11日 | 人生は食である。
ほほ~~~~

キリンって、シーグラムと手を切ってから、ウィスキーは作ってなかったと思っていました。

2002年6月12日のリリースによりますとキリン・シーグラム株式会社は、同年7月1日より社名を「キリン ディスティラリー株式会社」に変更すると同時に、本社を東京都中央区から静岡県御殿場市に移転したのです。

で、作っているウィスキーの一つがこの「富士山麓 樽熟50°」なんですね。
50度のかなり強いウィスキーです。正しい飲み方は少し水を入れるのだそうです。

おまけについてきたグラスがなかなか凝ってまして、グラスの底に富士山があってもいいヂャナイカ!

日本一の不二の山を飲み干す、、というなかなか日本人の心に響く仕掛けナノデス。

ちなみに、このエントリーはアフィリエイトではありませんので、あしからず。

秋は染み込んでいく

2006年10月10日 | 人生は旅である。
今日は晴天特異日の10月10日です。今年も例年のように晴天の一日でした。

夕陽の傾く中、キンモクセイの香りたっぷりの坂道を秋を感じながらくだっていました。

秋は一晩、一晩染み込んでいくものです。



旅立つ秋

歌手:松任谷由実
作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

愛はいつも束の間
このまま眠ったら
二人 これから ずっと
はぐれてしまいそう

明日あなたのうでの中で
笑う私がいるでしょうか

秋は木立ちをぬけて
今夜遠く旅立つ

夜明け前に見る夢
本当になるという
どんな悲しい夢でも
信じはしないけれど

明日霜がおりていたなら
それは凍った月の涙

秋は木立ちをぬけて
今夜遠く旅立つ

今夜 遠く旅立つ



写真は王子動物園のリスと小鳥のケージを外から見たところです。ちょっと油絵風に処理してみました。