よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

つけた仮面がはがれない

2006年09月05日 | Weblog
渥美清没後10年を向かえ、NHKドキュメンタリー「渥美清の肖像・知られざる役者人生」が放送された。

 渥美清をはさんで、山田洋次と早坂暁の言葉が次第に彼を引き裂いていく。インターネットで検索したら、その様子を詳述しているブログを見つけた。
http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20060804/p1

 その話も興味深いが、渥美清が「寅さん」のイメージから脱却をはかろうとして、題材に選んだという尾崎放哉という自由律俳人のことを始めて知った。
http://www.mars.sannet.ne.jp/chair/index-hs.html


 必死で生きた戦後日本の復興と成長・成熟の道すがら、自らつけた寅さんの「仮面」に苦しんだ生涯。

花は咲き、花と散る。 

これ、句になっているだろうか。



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