よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

読んでから観るほうが

2006年12月14日 | Weblog
映画「ダ・ヴィンチ・コード」をDVDで観た。

以前「羊たちの沈黙」を文庫本で読んでから、映画を見てすごく面白かったので、この作品もそうしたかったが、本が高いし分厚いしで読まずにいるうちに、ついDVDを借りてしまった。

やはり失敗でした。読んでから観るべきだった。
あの分厚い内容が、あの「尺」に収まるはずもない。(読んではいないのだけれど)

なんだか一度観ただけでは、話の内容についていけないし、ぼろいテレビでは全編にわたって薄暗い画面の隅々に何が映っているのか判然としないまま終わってしまった。

あっという間に終わった、という点では退屈はしていないのだけど、自分が話に追いついていかない感じがついてまわる。

本を読んでから、しかもフル画面の映画館で見るべき、でした。

そして、最後にここで余韻を楽しむ、べし、か。
http://www.thedavincicode.jp/


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携帯電話というサービス

2006年12月14日 | Weblog
仕事場で何台も使っている携帯電話のひとつが、通話できなくなった。

端末を一括して買い入れた販売店に持ち込み、「テスター」で調べてもらうと、使い方ではなく製品に何かしらの問題があるという結果がでた。

その端末は買ってまだ1年も経っておらず保障期間中なので、と、ものの10分ほどでアドレスや写真のデータを移し替えて、同じ機種の同じ色の端末が「交換」されて手元に戻った。

携帯電話の端末は新しい物に変わったのだけれど、電話帳も写真のデータも元のとおりで、元のように使える。あたりまえのようで、なんだか不思議な感覚に襲われた。

これは、携帯電話という物体ではなく、月々数千円の使用量と通話料を支払う「携帯電話」というサービスを買っているからこそ出来る事であって、その料金の中に「携帯電話という物体」も一部含まれていることが、ようやく実感としてわかって来た。

端末は2年も使えば、電池も弱ってくるし、機能的にも陳腐化し時代遅れになっている。そういう付き合い方でいいらしいいが、端末はともかくこちとら生身の人間様には割り切れないしこりのようなものが、コリコリするような違和感が残るのでした。

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