土曜日の午後、裏山の五台山に登り、桜の咲き具合を確かめてから、五台山小学校のほうへ早足で階段を下りた。
車があまり来ない下田川の土手を軽く走り始め、下腹を3回締め付けるようにして息を吐き、吸うときは腹を突き出すだけ。
と、腹式呼吸というより、ハラ式呼吸みたいにしてみたら、全然息が乱れず早くはないがなんぼでも走れてしまい、稲生を過ぎてしまった。
そこへ電話がかかり、用件をひとつ忘れていたことを思い出し、また走って引き返すことに。
あわてると息が乱れそうなので、はくはくはくすう、はくはくはくすう、を守って今度は下田川の反対の土手。
後日、スマホについているライフログの記録を見たら、帰りのほうがピッチが速いが、歩幅はほとんど同じだった。
便利な機能に感心するが、道具に踊らされる日々の予感もする。