よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

口から肛門まで

2019年03月01日 | 迷走痕

2月中に3度出張があり、疲れ気味のところへ不規則な時間帯に食べた脂ものが引き金になり、ひどい下痢にみまわれた。

食べ物が喉を通らないし、補給した水分がすぐ水様便になって出てしまう。


まったく胃腸の消化機能が停止し、口から肛門までが排水管になったような有様。


強い倦怠感で起きていることが出来ず、横になると肛門近くに液体が降りてくるのが分かる。

夜通し30分毎にトイレに立たなくてはならない。


間に合わなかったらどうしよう、亡父の使い残しのおむつパンツ残ってなかったかしら、などよぎる。


ようやく朝になり、かかりつけの胃腸科に行く。


一生懸命持病の経過と下痢に至った顛末を申告する。

「どうせ変なもの食べたんでしょ。出るものが出たら治ります。」

乳酸菌の錠剤が出た。


出るものが出る、とはどこまで続くのか。


「それでも水分の補給はするように、砂糖の入っていないスポーツドリンクなど。」
と言われドラッグストアに行く。

スポーツドリンクにもそこそこ糖分が入っているし、液体を飲むとまたそのまま排水しそうで心配。

冬場で商品そのものが少ない中、「飲む点滴」のジェルタイプが一個だけ残っていた。


ゆっくりゆっくり、そのジェルでひと息ついた。


翌朝、おかゆと梅干なら喉を通りそうなので、妻にリクエスト。

ああ、やっと口から食べていい人間に戻った。 

ベムベラベロー!






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