コロナ禍の年末年始、普段なら帰省して来る子どもらが帰られず、家人意気消沈。
ひとりだけ、長男に正月をまたいだ出張が発生し、その途中高知へ帰ってきた。
年末、気になっていた先祖墓を見せに行く。
系図の写しを見せたら、持ち帰ったPCでエクセルに入力し、そのデータをくれた。
元旦、いつもなら五台山竹林寺に初詣し、おみくじを引いて帰るのだが、
今年は私だけ、境内にある日吉神社に年始の挨拶。
実家に行き、リモートで東京に居る子らと、それぞれにお節料理を食べる。
コロナのおかげでこんな「機会」が増えるかもしれない。
二日、墓参り。陽が射し、風もない。ご先祖のお見守りか。
同じ墓所にあった本家が「墓終い」し、寂しい風景になった。
墓にも命があるらしい。
三日、高知県立美術館で「隈研吾展」。
美術館ホールの能舞台で「津野山神楽」。
昼過ぎ家に戻ると、箱根駅伝10区の大逆転を目の当たりにした。
静かだが、実りのある正月だった。
with コロナ、か。
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