本の紹介
朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実―文化人類学者が読み解く『慰安所日記』
英語やハングルで世界に配信してほしい本です。
読んでみて違和感がある箇所が、
著者が「贅沢な戦争」と感じたことです。
日本軍の「贅沢さ」を強く感じたと。
死を前にして性の快楽を味わってみたいという悲しさと異なる、贅沢なセックスがあったと思われると。
ならば、ロシア軍のようにレイプする。韓国軍のようにレイプして虐殺の方を選ぶべきだったのか?!
ただの売春宿が従軍慰安婦とされ、それがもとで未だに日本人を落とし込めている。
水木しげるの作品のなかにもあるが状況悪化で慰安婦たちは日本兵を戦場に残し帰還させている。
「贅沢な戦争」、、
300万人が亡くなっています。
物資の補給もなく多くは飢えで死んだとされています。
「贅沢な戦争」と言ってほしくない。
ソースから
内容紹介
国家基本問題研究所
第五回「国基研日本研究 特別賞」受賞作
本当に「強制連行」「性奴隷」はあったのか!?
「悪魔の証明」といわれた難問に終止符を打つ
第一級史料から紐解いた著者渾身の書き下ろし!
韓国で日本軍による朝鮮人女性強制連行の決定的資料とされた
『日本軍慰安所管理人の日記』の原典にあたり、その記述と内容を精査。
慰安婦から見る慰安業は、営業、商売であった。
つまり、売春業の出稼ぎであった。
朴氏の日記では、彼女たちがどう募集に応じてきたか、
いわゆる「強制連行」されてきたのかについては、一切言及されていない。
この日記には、そうした「強制連行」に繋がるような言葉すらない。
性的被害をもって問題とすることは、どの国、どの民族でも可能だ。
それは、性が人間にとって普遍的なものであり、人間の生存にかかわる問題であり、
恥と人権にかかわることだからである。
韓国が、セックスや貞操への倫理から相手を非難することは、
韓国自身のことを語ることに繋がっている。
つまり、それを詳しく論じることは、
いつか必ず本人に戻るブーメランのようなものなのである。
ただちに中止すべきであると言いたい。
(本文より)
出版社からのコメント
著者の崔教授が研究の対象にしているのは、戦時中、日本軍占領地
(ビルマ、シンガポール)で慰安所の帳場人をしていた朝鮮人、
朴氏が残した日記である。この日記は、『日本軍慰安所管理人の日記』と
いうタイトルで韓国で出版され、日本軍による朝鮮人女性強制連行の
決定的資料だとされている。
崔教授は戦後のバイアスのかかっていない日記原本にあたり、
朴氏の足跡を尋ねて現地調査も行っている。
崔教授のスタンスは明確だ。日韓の政治的な立場から意識して離れ、
あくまで学術的に、日記から客観的な情報を、可能な限り引き出そうと
いうものである。
引き出された情報は慰安婦に関するものにとどまらない。
崔教授は「日本植民地時代の朝鮮人の生活史を知る上で貴重なもの」とも述べている。
この日記を精読した崔教授によれば、
「そうした慰安婦の連行などに関する記述は一切ない」
「『強制連行』に繋がるような言葉すらない」ということであった。
そして、この日記が強制連行の証拠だという主張に対して、親日の日記を
反日に利用するのは矛盾している、と指摘している。
本書では「朝鮮人たちは当時、中国や東南アジアなどの日本軍占領地や前線地域で、
食堂や慰安所などの商売を営んでいた。当地において朝鮮人は、ビルマ、シンガポール、
インドネシアの東ティモールやスマトラ、マレーシア、タイ、ボルネオなどに
広くネットワークを持っており、慰安業以外にも食堂、料理屋、餅屋、製菓所、
豆腐屋、製油工場、写真館などを経営していた」という点も指摘されている。
日記には、このような日本軍占領地でのバイタリティあふれる朝鮮人事業主たちの
経済活動が、随所に描かれている。慰安所の経営も彼らの事業の一つであった。
(“性奴隷"を日本叩きの道具にする人達にとって不都合なことに、この日記に
登場する慰安所の経営者は皆朝鮮人である)。
この日記を書いた朴氏は、遠く離れた異国の地から、東方宮城に向かって遥拝し、
慰安婦とともに開戦記念式に参加して皇軍の武運長久、戦没将兵の冥福を祈る、
典型的な大日本帝国臣民であった。
崔教授は「日記全体の文脈からは、彼が日本の帝国主義に不満を持ち、
母国の独立を願う気持ちを持っていたとは、とうてい思えない」と述べている。
この日記には性奴隷はおろか、「虐げられた朝鮮人」の姿も見られないのである。
著者は韓国でタブーとされている米軍慰安婦について述べ、韓国メディアから
容赦ないバッシングを受けた。だが、そんな圧力に屈することなく、本書でも
学者として客観的な姿勢を貫いている。
内容(「BOOK」データベースより)
本当に「強制連行」「性奴隷」はあったのか!?「悪魔の証明」といわれた難問に終止符を打つ。第一級史料から紐解いた著者渾身の書き下ろし!韓国で刊行された話題の書。『日本軍慰安所管理人の日記』の原典にあたり、その記述と内容を精査。
著者について
崔 吉城(チェ キルソン)
東亜大学人間科学部教授、広島大学名誉教授、東亜大学東アジア文化研究所所長
1940年6月17日 韓国京畿道楊州に生まれる。
1963年8月 国立ソウル大学師範学部国語教育学科卒業。
1985年3月 筑波大学文学博士。
専攻は文化人類学