はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

私の叔父

2023-01-15 20:34:48 | 日記

昨年末、柏の叔父(父の弟)さんが亡くなった。

40代前半で

東京ドームを管轄する

本富士署という警察署の署長になり

その後

『公安』に引き抜かれたという経歴があるのだが

特筆すべきは

叔父さんは、筋金入りの(?)ノンキャリアなのである。

上記のエリートそのものの経歴を述べると

たいがいの警察関係者は

「ああ、東大法学部卒業ですね」

と述べる。

 

が、叔父さんは最終学歴が高校。

福島県の浪江町、双葉高校卒業なのである。

相当なる努力と実績と周囲からの信頼を得ていたにちがいない。

その一族自慢の叔父が亡くなったの報を

妻のN子義叔母さんから電話で聞いた時

いよいよ自分も残りの人生の終盤戦を

どう生きるべきかを深く考えざろうえぬ心境に陥ってしまった。

死因はくしくも

きょうニュースで報じられたYMOの高橋氏と同じ

誤嚥性肺炎らしいんだよね。

今の季節、お餅以外でも多いのかな。

そして

父親きょうだいは一番上の伯母さんをのぞいて

みな満州・大連育ち。

叔父さんは

指揮者の小澤征爾氏と年齢的にも近い。

1月18日(水)午前0時25分から放送される

『小澤征爾・悲願のタクト~北京に流れるブラームス~』

を、亡き叔父姿に重ねて観ようと思う。

 

 


不思議なこだわり

2022-01-17 02:01:44 | 日記

竹内まりやのCDが安いので買おうかどうか迷っている。

 

それにしても

不思議なピーチパイという曲は

タイトルも内容も不思議。

だいたいピーチパイってなんだよ。

今まで見たことない。

ミートパイ

アップルパイなら見たことあるが

ピーチパイって

そりゃ歌にしてるんだから

あることはあるんだろうけども。

あ、そうか。

すごくめずらしいものだからこそ

不思議なモノということで

不思議なピーチパイと言ってるんだ。

そうか。

でも

何で曲のタイトルにしなければならないんだろ。

 

不思議と言えば

私の4歳上のお従姉さんが

風邪のひき始めというので

私が葛根湯をすすめ、さらに

漢方薬は効き目はゆっくりだが副作用は少ない

いわゆる「私の肌に合う」みたいなことを力説したら

お従姉さんが「ふん」と鼻息をし

渋い表情をする。

で、こう述べるのだ。

「漢方薬に頼るのは、中国に頭を下げるみたいで使いたくない」

はぁ?

「漢方薬って中国のモノでしょう」

「アタシ、中国が嫌いなの」

でもですよ。お従姉さん、ラーメン好きでしょ。

ラーメンって、元々、中国の料理ですよ。

ラーメンが好きで今でもよく食べてるのに

なぜ漢方薬は「意地でも使いたくない」っていうんです?

「ラーメンはもはや日本の料理なの」

「漢方薬は違う。そこまでいってない」

 

私も中国、というより現在の中国共産党政権は嫌いだが

坊主に憎けりゃ袈裟までという考えにはいたってはいない。

とにかく

人間年を取るとそれぞれ

家族さえも理解できない不思議なこだわりを持つようになるようだ。

 

私の父も不思議なこだわりを持っていた。

カップ麺を食べる時、冷蔵庫の余り野菜を強引に入れようとする。

ふたがもやしで持ち上がり閉められぬ。

たとえば、生のもやしをのせてお湯を注ぐ。

もやしに湯通しぐらいすればいいものを。

3分経って

ふたを開けてススるが、当然、ぬるくマズくなってる。

そのぐらいのもやしで

栄養的にほとんど変わらないのに

カップ麺イコール野菜不足イコール不健康というイメージを抱いているので

ほんの少しでも、もやしをいれることによって

カップ麺を食べるという背徳感をやわらげ、同時に

「健康に配慮している自分」という存在を意識したいのである。

 

カップ麺は普通に作って普通に食べて

その後、野菜ジュースでも飲めばいいんじゃない?

何度、こう父に言ったかしれない。

 

 

 


ありふれた1日

2022-01-12 11:51:43 | 日記

中古で購入したCDの

大友裕子『傷心』

永六輔『生きているということは』と

   『生きるものの歌』が

 

沁みるねえ。

 

 

上記の曲はいろんな歌手がカバーしてるけど

やっぱり作者自身が歌うと説得力が違う。

歌というものは

音程がどうとか

声の伸びがどうとか

じゃなく

いかに心がこもっているかだということを

つくづく感じさせてくれる。

 

全く話が違うが

最近、私のお気に入りのアイス

『パルム』の抹茶味が

近所のスーパーで見かけない。

仕方なく、ほうじ茶味で我慢してる。

そんなわけで

ネットで

「抹茶」の文字を検索していたら

まちがって

「まちゃまちゃ」

が出てしまったのです。

 

 

そういえば最近見かけないなあ。

意外とこういう女芸人って、実像はシャイで

いい人なんだよね。

 

 

 

ふと思ったんだけど

彼女には

元全日本チャンピオンの卓球選手で

ときどき『サンデー・モーニング』にコメンテーターとして出演する

平野早矢香さんのモノマネなんかをやってほしい。

平野さんは、選手時代、試合中の姿と普段の時が

ものすごくギャップがあった方で

私が鮮明に覚えてる試合といえば

何年だったか、世界選手権での

シンガポールの選手との3位決定戦だった。

 

さて。

舞台に登場したまちゃまちゃは、まず

「スマッシュを決めた直後の平野選手をやります」

と述べる。

すると

顔を突き出し

相手選手の顔を下から上へなめまわすように

関根勉演ずるジャイアント馬場のようなゆっくりとした動作で

「どうだ」

と睨みつける。

 

「今度は、コメンテーターの平野早矢香」

すると、一転

頬赤らめ、ウブな女子高生のように

あるいは

デビュー時の松田聖子のように

卓球の選手や試合のコメントをかわいく述べる。

 

傍らの司会者が

「スマッシュした平野選手」

と言うと

再びあの鬼のような形相になる。

「コメンテーター平野早矢香」

と言うと

また優しい人に早変わりと

コレを数回繰り返す。

言ってみれば

まちゃまちゃ版の

京劇のような趣である。

 

どうですかねえ。

素人の提案ですが。

 

 

 


気になる女性①

2022-01-09 21:12:07 | 日記

番組の放送の終了間近だったから

96年の4月ごろだったか。

TBSテレビ『クイズ悪魔のささやき』の予選に参加した時

私と同じ待合室にいたのが

カリーナ小林さんである。

彼女はフィンランド人で

来日して日本人男性と結婚して

お掃除会社を経営してるという。

日本で出くわした「外国人として首を傾げる経験」を

まくしたて、賞金100万円をゲットする算段だ。

番組のディレクターなのかプロデューサーなのか

面接官は美人の女性である。

その後

彼女が番組に出演できたのかどうかわからなかった。

なぜならば

私が落選した時点で

番組に対する興味は薄れ

番組自体をいっさい視聴しなくなったからである。

ところで

カリーナさんとは予選会の帰りみち

秋葉原駅まで同行し

その間、ずっと喋りまくっていた。

そうそう外見は、いかにも北欧の白人という風情だが

背の高さは170センチの私よりもかなり低かった。

私のフィンランドの知識というと

クラシックの作曲家のシベリウスと

スキージャンプのニッカネン

しかなかったが

彼らの2人の名前をあげると

シベリウスについては彼女も知らないらしく言及せず

「ニッカネン。ほほう、よく知ってますね

このまえ会った関西の方は『ニッカネン?なんやねん』とおっしゃいました」

と述べたので思わずニンヤリしてしまった。

が、その後はひとしきり

母国のスポーツヒーローを

「彼には幻滅でした」と嘆いたことを

はっきり覚えている。

あとは

「フィンランドは森林と湖が多い」

「ムーミンで有名です」

と、さしずめフィンランド民間大使のごとく

母国のアピールに余念がなかった。

が、肝心の

なぜどういうきっかけで日本に来たのか

について尋ねなったことは心残りである。

 

ためしに

『カリーナ小林』で検索したら

カリーナがアルファベットになっている名称の

お掃除会社があったので

ホームページを見ると

社長が、小林純となっていて

彼はハーフの顔立ちである。

たぶん

カリーナ小林さんの息子だろう。

二代目社長なのかしら。

カリーナさんは

お元気なんだろうか。

気になる。

 

 

 

 


きょうの洋楽

2022-01-08 17:44:42 | 日記

今朝は

ルパート・ホルムス『him』(ヒム)

グロリア・ゲイナー『恋のサバイバル』

そして

ジェヴェッタ・スティール『コーリング・ユー』

とくに

3曲目を聴きながら

モーニングコーヒーをいただくのは

おとなの

なかなかの至福のひとときだと思う。

 

ふと。

日本の歌手でこの曲をカバーするとしたら

誰がいいかしらと考えた。

最初に浮かんだのが『北国行きで』の

朱里エイコ

でもそれじゃふつうすぎて面白くない。

歌手ではないが

アンガールズの田中なんて

意外と面白いと思う。

彼は

ザ・タイガースの曲でも

『十年ロマンス』や『花の首飾り』など

イケるとふんでいるが

ぜひとも

『コーリング・ユー』を

カバーしてほしい。

その後バッシングを受けるのは必然だろうが

コメディアンにとってバッシングは勲章のようなものだ。