病院へ到着して、診察カードを器械に差し込んだら
受付が終わりで
後は
腎臓外科の窓口でカルテをもらい
血液検査室で尿と血液を採取してもらい
カルテを再び腎臓外科の窓口へ提出し
後は
診察室近くの待合室のソファで
ボーッとしてるだけ。
実にスムーズだ。
何気なく書いたが
ちょっと前まで
まず病院の玄関受付には
ズラーっと窓口が並び
初診など
どこに行くかで約5分はかかった。
今
ふと気づいてみると
玄関受付窓口
あるいはそこで働く人の数自体が
激減している。
前述の器械のおかげだろう。
ゆくゆくは
近い未来のコンビニのように
無人病院が誕生するかもしれない。
そうだ。
看護師も医師も、その他の医療スタッフも
救急患者のための人だけで
あとは
すべてオンライン診察とか。
オンライン専門の病院とか。
さて。
気になるヘモグロビンエーワンシーは
6・9
だった。
ちなみに今朝の空腹時血糖値は
138
普通の健常者からするとかなり高めだろう。
仕方ないよねえ。
移植して10年後のけっこう使い込んだすい臓だから。
元々のこのすい臓の持ち主だった方は
60歳の男性だった。
すなわち私は現在70歳のすい臓、くわえて腎臓で
生活させてもらっている。
ヘモグロビンエーワンシーというのは
一か月の平均の血糖値を表した数値である。
普通の健常者は5・0~5・5ぐらいだ。
わたしは最悪の頃
15・7の数値が出たことがある。
あれは透析生活に入る直前あたりかな。
だから20年ちょっと前。
当然、強制入院。
一日24時間、血糖値が300を下らず
それが何年も続けば
そりゃカラダ、おかしくなりますよねえ。
そのころ
犬の散歩をしていても息切れするので
途中でしゃがみ込み休み休み歩いていた。
これまでも
血糖値のコントロールが上手くいかなくなり
そのたびに教育入院しては
体調を整え退院していたのが
いよいよそれでは限界となってきたのがそのとき。
腎臓の評価値のクレアチニンの数値が悪化していたからである。