未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

小粋な掃除屋さん

2008年02月01日 18時58分37秒 | 今日のお仕事

お疲れさまです。

今日も寒かったです。

今日の仕事は、朝、墨田区の現場(表替え)にて畳を納入後、

文京区の本駒込、(新畳)、千石(表替え)と周り

一路、埼玉県の与野に向かった。

その千石の現場にて、小粋なクリーニング屋さんにお会いした。

何が小粋かというと、彼達はとても忙しく仕事をしていた。

そこに私登場

「来たなと一言」

私、「まだ早いですよね

普通なら、(クリーニング屋さんにしたら)文句の一言でも言ってしまう展開

なぜなら畳を収めてしまうと窓などの掃除がしにくいため、掃除やさんと重なって

しまった場合、大抵の場合、作業などに支障をきたす為

困った顔をみる場合が多い。

しかし小粋な掃除屋さんは違うのだ

私、ひたすら申し訳なさそうに仕事を始めると、多くを語らない小粋な掃除やさん

私が作業をしやすいように、段取りを替え、他の作業員を呼び、無言で私の

作業に合わせて、仕事をしていってくれた。

何とも有難い しかも何度もお礼を伝えると、彼らは「別にいいよ」と一言

なんともすがすがしいお方達である。あまり多くを語らず、もくもくと仕事をする

彼たちに、心の中で、拍手を送り、現場を後にした。

小粋な掃除屋さん 又近いうちにお会いしましょう。

追記

彼らにしてみたら、時間ずらして会いたいかな?

  帰りに一枚、屋形船艦隊、出動前