未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

畳の活用祭り

2008年02月18日 22時29分14秒 | 今日の祭り

本日の仕事も無事終わり、今日もパソコンに向かう。

一息つきながら、今日一日を思い返していた。・・・・・・・・・・・・・・・

今日の仕事も畳にずっと向き合っていた。すると一本の電話

金井畳店HPを見てお電話しました」と電話を受けた。

私、「仕事かな?」と期待感一杯で話を聞くと、何やら

古畳を売ってくれないか?との事。私「助かるなぁ~」と

「お金なんて要りません。もってって頂くのは返ってありがたいです」と返事。

私の会社では、古畳を、材料屋様にお金を払って、引き取ってもらう為

非常にありがたかったのだ。

早速、午後になり、車にて作業場の方にいらしてくれた。

私は、休憩する時に使うか、何か何処かに置いて使うのだろうと思い

古畳の中でも綺麗な、

ダイケン畳床の二層タイプ(簡単に言えば軽い畳床、持ち運び易いと思い)

を用意して、お客様にわたした。

何やらお客様二人で話しをしている。聞く耳をたてると

「ふっとんじゃうよこれふっとんじゃうよ」と困った顔

「ふっとんじゃうよって何??????」

私理解に苦しみ、さすがに聞いてみた。

「何に使われるのですか?」意外な答えが返ってきた。

「ヘリコプターの離着陸用に畳の上に着陸させたい」

「えっ

「そりゃふっとぶわ。」やっと言葉の意味が理解出来た。

どうやら、着陸場所が傷つかない用にする為との事らしい。

良く畳を使おうと考えたなぁと不思議に思うも、畳って凄いなぁとも思った。

(本来そんな使い方はしない。あたり前ですが・・・)

急遽、重たい畳を引っ張り出し、お客様もこれならと納得。

写真が無いのが口惜しいが、ヘイコプターの風圧って、凄そうですよね。

畳は動かず、耐えれるか、その事が、頭から離れない一日であった。

P.S  只今格闘中