KOMURA 135mm F2.8はこれまで何回か集会しましたが、Ｍ42マウントのが見つかったので紹介します。でも違うのはマウントだけじゃないみたいです。MF 単焦点 レンズ構成*群*枚 絞り羽枚数12枚 最短撮影距離1.5m フィルター径55mm 最大径×長さ61X88mm 重量378.4ｇ
キタムラのジャンクカゴで発見。KOMURAは見つけたらとりあえず購入することにしているので購入。汚れてたのをきれいにしてレンズの中をみると後玉はOK。前玉はどうやら絞り羽の前がカビと汚れ有り。このころのプリセットレンズは一番前のレンズ群がフィルターブラケットごと外れるので手で回すと外れました。カビキラーで掃除して組み戻して完成。
最短撮影距離は1.5ｍの目盛り有り。おなじみ12枚の絞り羽です。
PENTAX K100D F/11 1/500秒 ISO-200 KOMURAにしてはしっかり写ってますよ。かえって面白くないくらい。
PENTAX K100D 開放F/2.8 1/60秒 ISO-200 古いオールドレンズとしてはKOMURAなのに十分かもです。
KOMURA 200mm F4.5 M42です。【第178沼】またまたKOMURA 200mm F4.5 M42同じもの？前紹介した個体は最初から綺麗で分解しなかったのですが、今度はカビカビだったので分解しています。キタムラのジャンクコーナーに転がってたので連れて帰ってきました。前玉、後玉ともにカビてます。
KOMURAのこのころのレンズはバカっとネジで分割できるんですよね。写真で左側の部分はヘリコイドだけでレンズはないってないです。分解するときは便利です。
後玉から分解掃除っす。手で回ります。外せます。外した後玉群です。この前後のレンズを綺麗にします。
今度は前玉です。ゴムで化粧リングを外します。抑えてたのが化粧リングだったので一番前のレンズが外れるかと思ったらなかなか外れないのでまた分割できるかなって回したらまたばくっと外れました。
前側、後ろ側を外したので絞り羽部分だけになりました。反対側から見るとこんな感じです。
外してカタカタいじってる内に一番前のレンズが外れた。合わせレンズっぽい大きなレンズが取れました。裏側がものすごく曇ってます。前玉がハマってた筒です。
結局、3つに分割できました。
絞り羽部分です。16枚の羽だけど結構ギザギザです。
もう少し絞るとこんな感じです。ほんとにKOMURAのプリセットレンズは絞り羽が多いですよね。
前のM42の個体とやっぱり同じタイプかな？最短撮影距離が3mなのはちと使いにくいんですよね・・・
SONY NEX-C3に付けてカメラ仙人を撮ってみます。さすがKOMURA！あまあまでございます（笑）
次は外で撮ってみます。PENTAX K10Dです。でもPENTAXなのにでかい重いので、たっちゃん的に嫌いな機種なんです。
田植えの季節なんです。ピントに問題はないですね。無限も出てますよ。
ドクダミの花も咲いてます。
フリマの人形達です。KOMURAはKOMURAってだけで十分かな・・・
この個体は【第178沼】またまたKOMURA 200mm F4.5 M42同じもの？で紹介したものとマウントもＭ42で同じだし中身の感じも同じ感じなので、基本同じもののような、気がしますが機会があったら、分解してない方も中身を見て比べてみようかなとも思っています。またこの個体は外装の艶消し黒塗装の剥がれがかなり進んでいるのですが、塗装の下地処理はアルマイトかリン酸皮膜処理のようで塗装が剥がれてもどうってことはなさそうです。
KOMURA 135mm F2.8 S ミノルタSRマウントです。実は同じKOMURA 135mm F2.8 ミノルタSRマウント【第149沼】KOMURA 135mm F2.8 SR 3268811分解掃除というレンズを持ってるのを忘れててオークションで落札してしまいました。ジャンクで部品取り用と書いてありましたが十分使えるレベルです。ただ一番後のレンズにぽちっとカビがあるのと全体に曇ってるだけで他は綺麗です。
で望遠のKOMURAの特徴で分解しやすい真ん中でばくっと2つに分かれます。このレンズのぽちっとカビと全体の曇がわかるでしょうか？といいますか、この後側群の形状が前の個体と全然違います。Sってついてるから、今度の個体の方が後期型ってことでしょうか？
このいちばん後のレンズを抑えているリングをゴムで回して外します。レンズをタコ棒で外して裏側をオキシドールで掃除してからエタノールで仕上げ組戻して完成です。てっきりコニカARマウントかと思ってたらミノルタSRマウントでした。
前玉付近は前の個体と同じ感じ。後ろからみたところです。前の個体みたいな拭きキズもなくきれいになりました。また写真撮ってみましょう。
これが後期型とすると前のKOMURA 135mm F2.8が前期型なんですかね？
注：MINOLTAのマニュアルフォーカス一眼レフカメラ用レンズにはマウント名がMCとかMDとかレンズ名部分に入っていて分かりやすいですが、他のレンズメーカー（たとえばこのレンズのKOMURA）の場合、よくわからなかったのでなんとなくMCとかSRとか書いてましたが、MINOLTAがマニュアルフォーカス一眼レフカメラ用に採用した3枚爪のバヨネット式レンズマウントがSRマウントで、そのSRマウントの中でカメラ本体との絞り連動の違いでMC,MDがあったようですね。SRマウントは3枚の爪の内カメラに向かって右側の上方に来る爪に切り欠きがあってその切り欠きに本体側のレバーが噛んで回り止めになる構造です。このレンズのように絞り連動機構が一切ないSRマウントであるだけのレンズは単にSRマウントと表記するのが正解のようですね。
【第177沼】で紹介したKOMURA 200mm F4.5 FLを落札前につい同じレンズに入札しちゃってしかもなぜかそのまま落札。KOMURA 200mm F4.5 FLより全然程度はよかったのにです。でもよく見ると違うのはマウントだけじゃなくかなり違ってますね。
全体に文字が大きくなっているようです。形も少し違いますって言っても微妙ですが・・・
16枚の絞り羽も同じ。中身やレンズ構成は同じですね。実はヘリコイド部にはレンズがありませんからこのM42マウントの個体と前のFLマウントの個体と前後を入れ替えて使えるかもしれないですね。
ジャンク扱いで撮影に影響が出るカビ・カビ跡・曇り・キズがあり、絞りが不良というkomuraレンズをオークションで購入しました。
実際、前玉が雲っていて絞り羽は16枚の内2枚が外れかけていたけど絞り気味になってる時は壊れてるのがわからないくらいだし、開放なら2枚くらい少し飛び出していてもちゃんと映るだろうから酷いくもりの前玉から分解掃除です。
KOMURAレンズだからレンズの途中でばっかり外れるだろうとぐいっと回すとやっぱり外れました。後側半分はヘリコイドのみでレンズはないのでほっておいて前半分の分解です。前側の後の黒いカバー筒を外します。
前側部分の後端の部分を回して外します。これだけで絞り羽が直接見れます。
前玉の方が曇りがひどいのでまず、化粧リングを外して分解はじめます。このレンズの裏の曇りは運良くエタノールで拭いただけで綺麗になりました。
最初に外した後端のレンズ群の中も少し汚れてましたのでカニ目溝のあるレンズ押えを外して掃除します。前も後も綺麗になったので組戻して終了です。絞り羽に少し難がありますが問題なく撮れると思います。また試し撮りしてみます。
写ることは写ります。外で無限遠をチェックしたいすね。
