たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第542沼】C.C PETRI 55mm F2 久しぶりに新種のペトリでーす

2016-03-10 23:04:49 | PETRI

 

久しぶりにPETRIを2016年3月10日にオークションで購入しました。

C.C PETRI 55mm F2
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.0
フォーカス  MF たっちゃん評価  ☆☆☆☆
レンズ構成 4群6枚 対応マウント ペトリマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 52mm
焦点距離 55mm 最大径×長さ 59x40 mm
最短撮影距離 0.6 m 重量 205.1g
最大撮影倍率 - 発売  

しかも久しぶりの新種です。C.C PETRI 55mm F2、これAUTOがない分より古い時代のものなんでしょうか?

 

汚れもカビも無かったのでそのまま使えます。後ろ側マウント部に本体との絞り連動レバーがとれたみたいになってますねぇ。

 

略してないManual  Autoの切替表示が印象的です。でもAUTOって書いてあるのにAUTOじゃないんかい!って突っ込みを入れたい気分。

フロントキャップが付いてました。雰囲気あるキャップじゃね。

このPETRI PENTA Vについてました。カメラ本体はペンタ部のてっぺんがつぶれてますけど、シャッターもちゃんと切れるし全体に奇麗だし、ミラーが特に奇麗でびっくりです。このカメラ自体も初めての出会いです。これでフィルム入れて写真撮ってみるのもいいかもです。でも今はNEX-C3につけて室内撮りです。

NEX-C3+C.C PETRI 55mm F2 絞り開放F/2  1/125秒 ISO-200 いやぁ、相変わらずピントが合わせやすくて写りも良くて最高ですねぇ。

上の写真の切り出しですが、ダメダメAF ZOOMレンズよりずっといいです。

 

 


【第528沼】EE AUTO C.C PETRI 200mm F4 分解掃除 久々のペトリ

2016-02-07 22:19:12 | PETRI

 

この個体には購入記録がありません。どこでかったのかなあ?貴重な200mm望遠のPETRIレンズです。

EE AUTO C.C PETRI 200mm F4
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F4
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 *群*枚 対応マウント ペトリマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 55mm
焦点距離 200mm 最大径×長さ **
最短撮影距離 3m 重量 536g実測
最大撮影倍率   発売  

曇ったりカビたりしてるので分解しました。

 

化粧リングとフィルターブラケットは一体で外れます。一番前のレンズはこれで外せそうです。

 

タコ棒で外すと、スペーサーを挟んでもう一枚レンズが外せます。ただこのレンズの裏の曇りが全然とれなくて少し残ってしまいました。でも、若干逆光には弱そうですがそれも味ってことで許容でしょう。

奥のレンズが見えて割り箸に綿棒をつけた小道具でカビを退治し奇麗になったので組み戻して終了です。

 

独特のペトリマウントです。

 

ペトリ純正のリヤキャップがついていました。色々ペトリレンズは手に入りましたがリヤキャップはこの一個だけです。この辺りのなんとも言えないB級感がいいです。

NEX-3につけるとこんな感じです。以前造ったペトリマウントアダプターが役立ちます。ペトリの標準レンズに通じるびっくりの細かなコントラストがこのレンズにも感じられる絵が撮れます。

NEX-3 1/640秒 ISO-800 このISO値でこのシャッタースピードだから絞り目ですね。色はあっさり目ですがはっきりした描写でオールドレンズっぽいでしょ?

NEX-3 1/125秒 ISO-800 これも開放じゃないかな。菜の花の黄色も少しあっさりしてませんか?

NEX-3 1/160秒 ISO-800 明らかにISO設定を間違えてわけです(泣)でもこの描写がたっちゃんは好きです。でも曇ってるレンズのせいで逆光にめちゃ弱いのも事実です。

 


【第466沼】EE AUTO C.C PETRI ZOOM 85-210mm F4.5ですが・・・ペトリっぽくないかも・・・

2015-03-17 21:08:28 | PETRI

 

EE AUTO C.C PETRI ZOOM 85-210mm F4.5
レンズタイプ  Zoom 開放F値 F4.5
フォーカス  MF たっちゃん評価  ☆☆☆
レンズ構成 8群13枚 対応マウント ペトリマウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 58mm
焦点距離 85-210mm 最大径×長さ 63x165 mm
最短撮影距離 2.5 m 重量 643g実測
保有数  1 発売 1971年

藤枝のフリマで購入です。一応前後のレンズ表面だけ拭いて終わりです。全然問題ナッシングな個体です。分解してないから印象薄いです。

85-210mmは良しとして最短撮影距離2.5mは厳しいっす。どこかで見たような感じはSUN光学からOEM供給されたものだからでしょうか。とにかく覗き込んだときのレンズのただのガラス感はんぱないっす。コーティングしてないんじゃないかな(笑)

NEX-5に自作アダプターを介してつけるとこんな感じです。

NEX-5 絞り開放F4.5 1/30秒 ISO-200 普通に撮れます。それ以上ではないですが・・・

 


【第461沼】EE AUTO C.C PETRI 135mm F3.8 分解掃除

2015-03-09 20:53:44 | PETRI

 

EE AUTO C.C PETRI 135mm F3.8
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 3群3枚 対応マウント ペトリマウント
絞り羽枚数 8枚 フィルター径 52mm
焦点距離 135mm 最大径×長さ 60x121 mm
最短撮影距離 2.5 m 重量 373g実測
最大撮影倍率   発売 1969年

入手の経緯は覚えてません。なんとなくありました(笑)実は試写した後、一番後ろのレンズというか透明板状のカバーガラスの内側にカビがあることに気づいたので分解掃除してみました。

 

後側からアタックしようと思ったので特殊なピン付きネジを回す工具から作りました。3mm幅のマイナスドライバーの中央を削っただけですが、右の写真のように位置決めピンがついたネジを外すことができました。他の2本は普通のネジです。

 

マウントの爪部分を外します。そのままマウント部本体を外します。と思ったら絞り関連の長いレバー類がついてきてびっくり。

 

外したマウントと絞り連動機構部分です。ところが残念ながら、マウントまで外しておきながら後ろのカバーガラスを抑えている部品が外せません。壊しても嫌なので組み戻して前から再アタックです。後ろのガラスカバーは叩くと音がまるで透明樹脂のようなので注意が必要です。薄いガラスなので割れると面倒なことになります。

 

なかなか外れなかった化粧リングを外すと3本のネジが出てきます。この3本のネジを外したら、フォーカスリング部分が外れました。ねじのフランジ部分で押さえてるだけなので、位置の微調整ができます。逆に使っている内にフォーカスリングの無限の位置がずれたりしそうです。

 

フォーカスリング部分を外すと中が見えるので構造をチェックします。ヘリコイドが抜けるのを止めている部品がフンドシみたいな形の部品で前玉部分にネジ3本で固定されていたのでネジを外してヘリコイド部分を回して外します。

外した前玉部分といいますかレンズ部分全部とフンドシみたいな形のストッパーです。

この状態で残ってるのはカバーガラスだけなので割り箸にくくりつけた綿棒とカビキラーで撃退して、レンズ群の一番後ろのレンズにも小さなカビがあったのでこれも清掃して組み戻します。分解するとき合わせ部分に線を引いてズレが内容にして置くのは絶対必要です。綺麗になったので終了です。

NEX-3  絞り開放F3.8 1/3200秒 ISO-200 トリプレット構成の望遠レンズだから写りは基本的に良くてレンズも少ないので抜けもいい感じです。APS-Cのデジカメだと更に真ん中辺りしか使わないのでトリプレットレンズの良いとこだけ感じられます。このレンズEE AUTO C.C PETRI 135mm F3.8はC.C AUTO PETRI 135mm F3.8と同じ光学系だそうで違うのはEEになった絞り連動機構と外観だけらしいです。

NEX-3  絞り開放F3.8 1/800秒 ISO-200 たぬきの白っぽい感じは今回の掃除で直ったかもしれません。

NEX-3  絞り開放F3.8 1/2500秒 ISO-200 ペトリレンズは標準レンズ以外もいいですねえ。ピントを合わせるのがホント楽です。

NEX-3  絞り開放F3.8 1/1600秒 ISO-200 ボケるしピントは掴みやすいし、ペトリ好きです。でもボケ方はちょっと汚いかな。

 


【第457沼】PETRI MC AUTO 135mm F2.8 M42マウント マクロも付いてまっせ!

2015-03-04 21:00:21 | PETRI

 

PETRI MC AUTO 135mm F2.8 M42
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2.8
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 *群*枚 対応マウント M42
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 52mm
焦点距離 135mm 最大径×長さ 64x76 mm
最短撮影距離 1.8 m 重量 389.3g
最大撮影倍率 *倍 発売  

大好きなペトリのしかもM42マウントのレンズです。前玉の裏辺りにカビ、汚れがあるので分解して掃除します。

 

ゴムで化粧リングを外しました。前玉の押さえリングのカニ目溝が出てきました。

 

かに目溝で回してかなり大きめな前玉群を外します。外した前玉郡の一番前の押さえリングを外します。

 

押さえリングが外れたところです。

タコ棒でレンズを外して裏と奥のレンズのカビを取ります。ただ、カビは取れたのですが、コーティングもカビの影響で傷んでいたのでそれが残ってしまいました。これ以上はできないので組み戻します。

 

でも、前玉は綺麗になってます。後玉は綺麗だったので出来上がりです。

マニュアル、オートの切り替えレバーがあります。

 

これより前のモデルは最短撮影距離が1.8mだったのですが、このレンズはマクロ域で1m以下まで寄れるようになってます。

前のAUTO PETRI 135mm F2.8とこのPETRI MC AUTO 135mm F2.8どちらが新しいのでしょうか?マクロ付いてるし、MC(多層コーティング)だし、この個体の方が新しそうです。マクロをCLOSE FOCUSと表現してます。

 

super-takumaと同じ感じのM42マウント部分です。

収納式のフードが付いています。

PENTAX K-7 絞り開放f2.8 1/100秒 ISO-400

標準レンズだけかとも思ったけどこのM42用の135mmもいい写りします。カメラは変わってて面白いけど、レンズは実際使いやすいし写りがいいんです。